令和3年5月29日
この間、随分久し振りに生まれ育ったところに行って来ました。
久し振りに訪れた故郷は、随分変っていました。でも、歩いていると
昔のままの「中華料理」という看板を掛けた店を見つけました。
そして、子供の頃食べたその店の「カレーラーメン」がとっても
美味しかったことを思い出しました。
その味を求めて店に入って、「カレーラーメン」を注文しました。
でも、そのラーメンを口に入れると、“アレっ”と思ったのです。
そのソバは、今の自分には余り美味しいとは思えなかったのです。
子どもの頃あれほど美味しかったものが、今食べるとそれほど
美味しいとは思わないのです。
考えれば子供の頃、私は、家が貧しくていつもおなかを
空かせていました。だからそのとき食べたものは、何でも
美味しかったのだろうと思いました。