平成30年11月10日
どこかの雑誌で、とある識者が“日本のサラリーマンあがりの
高齢者は、「ソーシャルスキル(社会の中で普通に他人と交わり、
共に生活していくために必要な能力)を持っていない」という指摘
をしているのを読みました。
要するに、一般社会のなかで、普通の人と普通に話したりする
技術(あるいは能力)が、多くの高齢男性に欠けているとの指摘でした。
つまり、“仕事場では、生産性を高めるための建設的な意見をいろいろ
語れるような男性が、仕事を離れてしまうと、誰に何をどのように
しゃべっていいのか途端に分からなくなってしまう”という現実が
あるようなのです。
それで中には、人とうまく会話ができずに、キレてしまう高齢者も
いるのかもしれません。