平成29年2月28日
私は、通勤はもとより顧客先訪問も殆どが電車を
利用して移動をしていますので、電車に乗る回数も
普通の人より多く、他人の顔を見る回数もきっと
人よりも多いだろうと思います。
だから顔を見る技術にも年季が入り、達人の域に
達しています。
じろじろと見るわけでもなく、外の風景を見るついでに
サッと眺め、顔を観察しています。
そして人に不快感を与えずに、その人の顔の特徴をつかみ、
その辿ってきた人生を勝手に想像します。
その後は目を閉じ、さまざまの人の顔を頭に浮かべながら
電車に揺られ、それぞれの人が辿ってきた人生に思いを
巡らせます。そして、時々は目をつぶったまま眠気に襲われ、
そのままうたた寝をして、目的駅を乗り越してしまいます。