平成27年8月11日
仕事や会社中心の人生を送ってきた人にとって、
定年後をどのように過ごすかが大きな課題です。
会社や組織を背負って生きてきた男性ほど、
ひとりの個人として生きていくことに戸惑いが
出るようです。
それを端的に表すのが、定年後の名刺の
「肩書き」だそうです。
「よくある」と言われていることですが、自分の
住む地域でいろいろな活動に参加しても
“わたしは、元○○会社の○○部長をやって
いました”と自己紹介する例が、とても多いそうです。
どうしても現役時代のクセが抜けきらないことと
「わたしという個人」をきちんと見出せないことから
こう言ってしまうのかもしれません。
「偉い人、会社 離れれば ただの人」
とはよくいったものです。