平成27年7月24日
この間街を歩いていたとき、十数年来会って
いなかった知人にひょっこり会いました。
“やあやあ、お元気?”などと言って握手したり
しましたが、旧友との偶然の出会いは、
頭の中が一瞬にして、現在から昔へと戻り、
懐かしい気持ちにさせられました。
然し長い間のご無沙汰で、名前だけが
どうしても出て来ません。
先方が当方の名前を知っているかもしれないのに
“お名前は?”と尋ねるのは失礼極まりないこと
になるので出来ません。
さりとて、過去に面識があるのに初対面のような
白々しい応答もできないので、結局、そのときの
会話は、「ただ、当たらず触らずの奇妙な受け
答えだけで終始してしまいました。