平成27年2月12日
随分昔に読んだ本に、「物事には表と裏がある」
の例えとして次のような言葉がありました。
・「喜びと哀しみはいつも一緒にやってくる」
・「かつては喜びであったことに、今は涙を流している」
これらは、平易な例えではありますが、「物事には
全て表があれば裏がある」ということを言っているのでしょう。
コインに表と裏があるように、人生にも表と裏があります。
もっとも私は、華やかな表の人生を余り経験せずに、
専ら裏道をとぼとぼと歩いてきましたので、そんなには
表と裏の実像に差はありません。
そして、“まぁ、俺はこんなもん”といつも思って過ごして
きましたので、境遇の変化にもあまり動じません。
現役のころ、華やかであった人ほど退職後の境遇の
変化にたじろいでいるようです。