苦い酒 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成27年1月13日


 新年が始まりました。

暫しの休憩が終わり、また、サラリーマンは

厳しい出世競争をはじめることでしょう。


 こんな俳句があります。
「秋鯖や上司罵るために酔ふ」
今も昔も、サラリーマンが飲む酒の目的は、大

半が会社や上司に対する不満を吐き出すため

なのです。その憂さをはらすためにビールでも

焼酎でも熱燗でもなんでも飲みます。

そして、散々に悪口を言って気を晴らします。


  同僚が昇進したと聞かされたときは、

更に酒が進み、悪口にも心がこもります。

散々に飲んで朦朧(もうろう)とした頭に、

フッと奥さんや子供の顔が浮び、一瞬ハッと

するものの、頭を振って、また苦い酒を一気

に口に流し込むのです。


私もサラリーマンの時代によく飲んだものでした。