平成26年8月15日
ある日の帰宅電車の中、私が何時もの通り
つり革を掴み、目を閉じて乗車していると、
プーンとアルコールの匂いに気がつきました。
誰かしらと思って匂いの主を探してみると、
となりのつり革にぶら下がっている中年の男性でした。
途中駅で降りていったその匂いの主を良く見ると、
定年を大分過ぎたくらいの年配の男性でした。
プラットホームをトボトボと歩おて行く、「その人の
後姿がどこか寂しげに」私には映りました。
そして、きっとその人には、飲まなくては
ヤッテラレナイ、なにか深い事情があったのだ”と
思ったのでした。
そして、「「酒の匂いは、人それぞれの人生行路
の匂い」なのかもしれないともつくづく思ったのでした。