平成25年8月29日
私はサラリーマンを辞めてからもう10年近く経ちますので、
退職時の感慨などもうはるか彼方“忘却の淵”に行って
しまいましたが、私の友人の中には第2、第3の職場も
勤め上げ、本格的なリタイア生活を迎えた人も少なく
なくなりました。
そして実際にリタイア生活に入ってみて、会社という
「安定した居場所」を失うことが、思っていた以上に
大きな問題だと実感する人も少なくないようです。
リタイアといっても60歳代は、まだまだ身体は元気だし、
気力も充実しています。
だから、何もすることもなく所在なげに家にずっといると
気が滅入ってしまいます。
在職中は企業戦士として猛烈に働いてきた私たちの世代は、
会社に行って仕事をするという日常が無くなると一日を
どうして過ごせば良いかに悩むようです。