リタイア族の「行く場所」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成25年1月28日


 私の知人達はもう社会人生活を卒業した人が

多くなりました。

然し、リタイアといっても60歳代は、まだまだ身体は

元気だし、気力も充実しています。

だから、何もすることもなく所在なげに家にずっといると

気が滅入ってしまいます。


本人だけでなく奥さんも、旦那が四六時中ズッと

家にいることには息が詰まり、どう扱ったらよいか

戸惑ってしまいます。

そこで結局は、旦那が外に出て家にさえいなければ、

今まで通りで万事丸く治まるということになるのですが、

問題は、男にはそう簡単には「行く場所」が見つけられない

ということです。


会社という安定した「行く場所」が無くなると、多くの

リタイア族は、朝起きたら先ず“今日はどこに行ったらよい

だろうか”という問題に悩むようです。


今日も朝の通勤電車でニコンの立派な一眼レフカメラを

ぶら下げた年配の方を見かけました。

これから写真会にでも出かけるのでしょう。

寒いから風邪をひかないようにと祈りました。