平成24年12月19日
靖国神社の銀杏の木々は、殆んどが黄色く色づき、
一部はもう葉を落とし丸坊主となってしまいました。
今日は冷たい風が強い寒い日です。
銀杏の木々が葉を散らすとき、並木を歩くと役目を
終えた銀杏の葉がヒラリヒラリと身体の上に舞い降りて、
歩く私の頭や服を黄色い斑点で色取って行きました。
まるで、“来年また会いましょう!” とでも言うように!
この散っていく黄色い葉を見ながら、“来年もまたこの
綺麗な黄色い葉を見ることが出来るだろうか”との思い
が頭をかすめます。
不安や恐怖などではありません。
ただ漠然と“来年はどうなっているのだろうか”と思うのです。
多分、随分と人生の長い道を歩いて来て、
“もう直ぐゴールかな”という思いが頭をかすめるのでしょう。