平成24年11月16日
私は、テレビ大好き人間で、いつも晩酌をしながら
テレビを見て、番組内容に悪態をついてストレスを
解消しています。
私がテレビを初めて見始めた頃、今でも鮮明に覚えている
番組は、大相撲の両雄であった栃錦と若乃花の
「栃若決戦」です。両雄が勝ち進み千秋楽にいよいよ
雌雄を決する、ということで、世の中は盛り上がっていました。
私も人並みに盛り上がり、手に汗を握って電気屋の店頭に
置いたあったテレビに見入ったものでした。
そのころはまた、プロレス全盛時代でもありました。
プロレスの試合の流れはほぼ毎回同じで「最初痛め
つけられていた力道山が、やがて逆襲に出て、最後の
場面で空手チョップを振るって、外人レスラーをコテンパン
にやっつける」というものでした。
力道山が空手チョップを振るい出すとテレビの前の観衆は
大喝采して、日頃の生活の鬱憤を晴らしていました。
鬱憤を晴らす手段としてのテレビは、今も昔も変わらない
ようです。