平成24年11月17日
最近、通りを偶々歩いているだけで見ず知らずの
他人から危害を加えられる無差別事件が増えて
います。
ある調査会社の方の話ですが、電話によるアンケート
調査をしようとして電話帳を集めると、最近は以前と
比べて目立って電話帳が薄くなっているそうです。
電話帳に番号を掲載しない人が増えているということと
若い人は携帯電話しか持たないといった事情によるもの
のようです。
最近は、情報化社会といいながら、個人の存在を示す
程度の情報さえも消えて行くという情報化社会の理念に
逆行するような奇妙な展開になっています。
情報化社会が目指すものは「匿名化社会」というもの
なのでしょうか?
駅や道路を歩いていると「周りに人は沢山いても関わりの
ある人がいない、周りは匿名の人ばかり」となんか不安に
感じてしまう昨今です。