平成24年9月19日
先日の土曜日、オフィスに出る前に床屋へ
行きました。
床屋に寄ったこの日の土曜日も、何時もの
土曜日となにも変わりません。
何時ものように、空いている通勤電車に
ゆっくりと座ってオフィスに出て、誰もいないオフィスで
一人静かにパソコンをいじって、「整理仕事をしたり、
アレコレと思いに耽ったり」するのです。
でも、その日たまたま混んだ床屋へ行き、待合室で
待っている間、何か不思議な気持ちに捉われました。
たまたま行った床屋で見ず知らずの他人と隣り合わせ
に座り、見ず知らずの人と“何でこんなに混んでいるん
だろう、ついてないなぁ”とお互いに同じ思いに捉われて
いることが、不思議に思われたのです。
同じ長いすに座った4人とは、たまたま私が“今日の朝は、
オフィスに行く前に床屋へ寄って行こう”と思い立ち、
然も何となく選んだ床屋へ行ったから、偶然にも顔を
会わせたのです。
私は、何時ものように床屋の後は、オフィスに出ますし、
他の人も夫々別々の用があるのでしょう。
夫々が、全く別々の人生を歩いていて、たまたま都会の
片隅の床屋で“ヒュン”とすれ違ったわけです。
あたかも隣を走っている新幹線に別々に乗り合わせた人が、
“ヒュン”とすれ違ったようなものです。
また会いたいと思っても、二度と会うことは出来ないでしょう。
本当に人生とは「偶然の巡り合わせ」から成り立っているんですね!