「イメージの自分」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成24年7月13日


 今日の朝の通勤時、私の横に座っていた若い女性が

途中駅で降りました。通勤時の満員電車だったので、

直ぐに太ったおばさんが空いたその席に腰を降ろしました。

ところが、これが結構きついかったのです。


ぐいぐいと、そのおばさんはおしりを押し付けてきました。

わずかな隙間に座ろうとする図々しい人だとの思いも

ありました。しかし私はその時、そうでは無いような気が

したました。つまり図々しさの問題ではなく自己イメージ

の問題なのだと思ったのです。


そのおばさんも、途中駅で若い女性が席を立ったとき、

その空いた隙間に自分が座れるかどうかシミュレーション

をしたに違いないのです。

つまり若い女性の代わりにまずイメージした自分を座らせ、

その結果、座れるという結論に達したのでしょう。

ところが実際は思ったよりきつかったのです。


この食い違いの原因は、実際の自分はイメージしている

自分より太いことなんでしょう。

でも、それを認めるわけにはいかない。だから、おしりを

押し込む行為となったのでしょう。