平成24年2月6日
私は、仕事でつまずいたり悩んだりすると、ついつい
「昔はよかったな」とか「あのころに戻りたい」と、うまく
行っていた頃の思い出を頭に浮かべます。
悪く言えば現実逃避のようなものですが、こうすること
によって悩みが解決したり、重たかった肩の荷が下りたり
する経験が結構あります。
よく「過去は忘れて現実を生きろ」という人がいますが、
過去を振り返ることは、生きて行く上でとても大切なこと
だと私は思っています。
もちろん、過去の思い出にしがみつきすぎることは
よくないでしょう。けれど、思い出にふけるというのではなく、
過去の思い出をどのように感じ、現在直面している問題
にどのように繋げるかが大切なのです。
そういう局面にたったとき、さまざまな経験が思い出として
蘇ってくることが多い程、早く対策を練ることができると
私は思うのです。
思い出とは「生きる糧」だと私は考えます。
そのためには、思い出という引出しをたくさん作る必要が
あります。
だから、沢山心が満足するようなことをして、沢山良い
思い出をつくろうと思っています。