平成24年2月4日
日曜日の夜に「ビートたけしのTVタックル」という番組があります。
「自民党や右よりの評論家」対「民主党、共産党や左よりの
評論家」がカンカンガクガクの意見を戦わせる番組です。
どういうわけか、たけしの発言は殆ど無いのですが、みんな自説を
曲げず、相手をやっつけようとトンでもない意見も飛び出します。
なかには、“自分が日頃感じていることをその番組の発言力
のある人が新聞やラジオやテレビで言ってくれると、
「我が意を得たり」と嬉しくなる”なったりもします。
つまり、そのとき、私は「溜飲が下げつことができた」んですね。
これは私がいつも思っていることを「そのように言ってくれる人が
いてくれることで、日頃の不満をぶつけることが出来てすっきり
することになる」から溜飲が下がるのでしょう。
これは共感者を発見するという意味であり、理解者の存在を
知ってホッとすることを意味すると考えることができます。
異性で言えば相性の合う人を見つけたことに似ています。
人生で、このような自分の意見の同調者を探すことは、
あたかも相性の合う友達を探すようなことだと思います。
でも、なかなかよい友達が見つからないように、
「自分の意見と同じ意見を持つ人」というのはいないものです。