平成24年1月27日
欧州では国レベルの借金(国債)の返済可能性が市場を
大きく揺さぶっています。
個人レベルの借金も国を問わず、返せる返せないとの
争いは少なくないようです。
こんな川柳があるそうです。
「浴びるほど飲んでも忘れぬ貸した金」。
これに対して、
「浴びるほど飲んでも忘れぬ借りた金」
と云うのもあるそうです。
私は、他人との間での個人的な金の貸し借りは全くしませんが、
もしするとすれば気にして忘れないのは借りた金の方だろうなと
思っています。
貸すときは返してもらうことを前提としないレベルに止めようと
思うからです。
「お金を貸して、友人を失う」という事例は数多く耳にしたり、
目に見たりします。
だから、お金の絡む人間関係はどうしても敬遠してしまうのです。
また、貸し借りという関係は厚意や善意というレベルでもついて
きます。
お世話になったら、いずれはお返ししなければという気持ちを
持たされることになります。
「貸したり、借りたり」という世間の付き合いは、なんとなく億劫
でもあります。