平成23年7月30日
先日、会社を終えて帰宅する電車の中で、
私の横に座っていた若い女性が途中駅で降りました。
その空いた席 を目指して買い物帰りらしい、ちょっと
騒がしいおばさんたちの中の一人が空いたその席に
腰を降ろしました。
ところが、これが結構きつい。ぐいぐいと、おばさまはおしり
を押し付けてきたのです。
私は、若い女性の細い身体が座っていた空間に太った
おばさんが座るのは無理だと最初思いました。
そしてわずかな隙間に座ろうとする図々しい人だとも
思ったのです。
しかし私はその後、そうでは無いような気がしました。
つまり図々しさの問題ではなく自己イメージの問題なのかも
しれないと思い直したのです。
そのおばさんも、途中駅で若い女性が席を立ったとき、
その空いた隙間に自分が座れるかどうかシミュレーションを
したに違いないのです。
つまり若い女性の代わりにまずイメージした自分を座らせ、
その結果、座れるという結論に達したから座ったのでしょう。
ところが実際は思ったよりきつかったのです。この食い違いの
原因は、自己イメージの問題、つまり実際の自分はイメージ
している自分より太っている、ことになるのですが、
それを認めるわけにはいかないでしょう。認めたくないのが
女心というもの。おしりを押し込む行為には、こうした
自己イメージへの願望が込められているような気がしたのです。