平成23年1月11日
年末の忘年会に続いて、新年には新年会
があります。尤も、忘年会と新年会はメンバーを
異にして集まる事が多いと思いますが・・・・
私の場合も、メンバーを異にして両方の会に顔を
出しますが、何れも1年に1度か2度こうした会で
お会いする人が大部分です。
だから、別れ際に“縁があったらまた会おう”といって
分かれる人もいます。
人はいろんな縁に取り囲まれていますが、ほとんどの
縁を縁だと思わずに見過ごしにしています。
“縁があればまた会おう”と言って別れてもその人とは
縁がなく、その後会う機会がなかったり、縁があるとは
思わなかった人とお会いしてしまい、縁が深まることも
あります。
「縁は異なもの味なもの」という言葉もあります。
誠に変幻自在な縁の有り様は、生きていく上で何度も
経験させられます。
縁を切るか深めるか、そんな局面に立つ場合もあります。
昔、サラリーマン時代に仕事上のことで、口汚く罵られた
ことがありますが、その際、その人とは「金輪際2度と会うまい」
と思い、心の中で縁切りしたことがあります。
その人の噂は他の人から聞く事が在りますが、果たして2度と
お目にかからずにもう数十年が経っています。
縁とは異なものであると同時にしつこい心の葛藤を反映
する場合もあります。