平成22年4月8日
今日は昨日とは打って変り、晴天です。
昨日の冷たい雨で、咲き誇っていた桜も大分
散ってしまいました。
巷では、輸出型大企業の業績回復が伝えられて
いますが、内需中心の中小企業は未だ不況脱出の
手がかりさえ見えません。
平成の大不況により、今どこの企業も、生き残りに
必死で、自社の取引相手のことまで、配慮する余裕
がなくなってきています。
だから、長年の取引関係にある相手でも、条件が
会わなくなれば取引を打ち切っています。
打ち切られて企業は、その状況に応じて、従業員との
契約を打ち切ったり、賃金を引下げたりしています。
つまり、競争環境が激しく変る今の時代は、下へ下へ
としわ寄せが来ています。
そして、その最後のしわ寄せの受け皿が雇用なんでしょう。
本当に政府が真剣に景気振興策を打ち出さないと
雇用が失われていくばかりのような気がします。