平成20年10月20日
10月も下旬に入りました。
朝晩は、幾分寒ささえ感じるようになりました。
また、木々の緑も大分色づいてきましたし、近所の庭の
柿の実も日増しに色づき、夕焼けと相まって美しい景色の
ハーモニーをかなでて、道行く人を楽しませてくれます。
ところで、
『人間は頭で理解するが感情で動くものである』
との名言にもあります通り、兎角人間は感情に左右され
やすい生き物です。
然し、この感情があるからこそ「人間は、美しいものに感嘆し、
悲しいことには涙することができます。そして、人生を味わい深く、
素晴らしいものにしてくれています。
およそ、感情に乏しい人ほど、面白みのない人はいません。
幼い幼児は、嬉しいことがあれば、きゃっきゃと声に出して
喜びます。
痛いこと、辛いことには顔をしかめ、涙を流して「痛いこと、辛いこと」を
回りに訴えます。
つまり、豊かな感情とその感情表現が率直なのです。
だから、それを見ている回りの人も率直に感動することが出来るのだろう
と思います。
だけど、人は年をとるに連れて段々と社会の常識を見に付け、
段々と率直ではなくなっていきます。
そして、段々と人の世のズルさも身につけていきます。
それが、進歩なのか退歩なのか私には分りませんが・・・・・