情報氾濫時代 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成20年4月10日


 今日は朝から雨です。

オフィスの窓ガラスには、結構強い雨が

あたっています。

大通りを走る車の、水を飛ばす音も

聞こえてきます。


痛む腰をさすりながら、時々インターネットで

情報検索をしながら、仕事をしています。


今の社会では大量の情報が手に入ります。

人と話しをする場合も、いろんな話題について

聞かせていただきます。

然し、その話題には、大体一つの言葉が冠詞として

付いている事が多いようです。

“テレビによると”、“新聞によると”、といった具合です。


このような情報の収集は、話のテーマ選びとしては、

それなりに役に立ちます。

ところが、話題にはしても、殆んどの方が、テレビなどで

聞いたこと以上の話はしないのです。

“テレビではそういっているが、自分はこう思うとか、

自分はこう考えるとか”、という形で自らの考えで話を

続けることは余り聞きません。


また、人から聞く前に知っていることを聞かされて、

折角の話の腰を折らないために、知らなかった振りを

しなければならないこともあります。


情報が氾濫している時代の現代では、情報を

知っていることに価値があるようです。

情報を知らないと、時代に遅れているような感じ

さえします。


でも、その結果余り、自分自身の頭では考えなく

なったような気もします。