上沼恵美子さんのインタビューを読みました。

 

 

6年ほど前から夫婦別居されていることは知っていたけど、今回、11月からまったく会っていないと語っておられた。年末年始も別々に過ごしたそう。

 

 

きっかけは、11月のある日、いつものように夫婦で鍋を食べて、翌朝、ダンナさんのほうが早く起きて(5時)、上沼さんが6時に起きてご飯作ろうかというと、ムスっとして「いらない、家でポトフ食べる」と言って帰っていったのだとか。

 

 

その後ろ姿を見たとき、この人とはしばらく会わないでおこうと思いました。(中略)この数か月で私は「ちょっと会いたいな」なんて思うことはまったくなく、むしろいなくて大丈夫だと確信をもつようになりました。(中略)孤独って慣れます。彼にはもう期待もしていませんし。「諦める力」というのは、後ろ向きやなく前向きな力やと思いますね。絶対に必要です。

 

 

ずーっと長い時間、自分の感情を言葉にしながら考え続け、自問自答し、関係の修復にも尽力してきた人だけが口にできる正直で説得力のある言葉だと感じました。

 

 

胸を打たれた。

 

 

そして、わたしの夫はすでに亡くなっているけれど、「いなくて大丈夫だ」と確信をもつようになったという意味では同じです。夫が倒れたときから数えて6年、亡くなってから2年という月日は、「一人でやっていける」と確信する時間でもありました。

 

 

諦める力は、前向きな力。絶対に必要です。力強いな。

 

 

さらになぜ、離婚しないのかという問いに、離婚後の彼の経済状態などを考慮していることも説明したうえで、

 

 

彼には、かっこよく「旅立って」ほしいと思ってます。…これだと「はよ死ね」言うてるみたいですね(笑)。かっこよく「生きて」ほしい。恋焦がれて息ができなかった、星を見ながら彼を見て泣いた私も私ですから、そこも大事にしてあげないとね。(中略)今、はっきりわかりました。夫は私にとって今もまだ「大事な人」なんです。一生で一番関わった人ですもん。

 

 

過去の私も大事にしたい。このへんの整理の仕方も見事。全文読むとさらによいです。

 

 

次回は、ぜひ私がインタビューしたい!

 

 

表紙のえみちゃんも美しい

 

 

 

 

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■sakae0325さん

わたしも朝からヨガしましたー!そうなんです。スマホ、もう少し、離れたほうがいいですよねー。なかなか難しい!