朝、スーの散歩を終えると、まりこ先生のYouTubeをスマホで流しながらヨガをするのですが、

 

 

今は、これがお気に入り↓

 

 

 

 

 

 

この動画の中盤で先生が「ぼしきゅうを上げて」と言うのです。おそらく「ぼし」は「拇指」で親指のことだろうな。「きゅう」は何かなと脳に疑問がよぎります。スマホで調べたら「母指球」は付け根の丸い膨らみのことでした。

 

 

さらにTverでアメトークを見ていたときのことです。

 

 

久しぶりに「笑い飯」が出演していて、哲夫さんが快調なトークを繰り広げていました。昨年、取材でお会いしたこともあり、「うれしいな」と思って見ていると不意に「だから、審査員に松本さんは必要ですよ」と発言。

 

 

その後、トイレで哲夫さんの発言がどのように受け止められたのか気になって、Xを「哲夫 アメトーク」で検索しました。

 

 

「母指球ってなにかな」「哲夫さんの発言への反応は?」…これらは、今思い出せる例にすぎず、なんかちょっとでも気になることがあれば、調べてしまう。

 

 

それも、小さな、小さな疑問。もし、スマホがなければ疑問のまま忘れてしまうような、疑問に思ったことも忘れてしまうような疑問。

 

 

小さな疑問は小さいだけに検索するのも容易で、心理的ハードルも低いから、苦にもならず調べてしまって、それなりに解決して納得する。その繰り返し。

 

 

わたし、断片化現象、起こしてないか?

 

 

自分の時間が小さい小さい「疑問と解決」に断片化している。関心そのものが断片化しているといってもいい。ボーっとした独り言をあえて拾って調べている感じ。それがビミョーなストレスになって積みあがっていっている気もする。

 

 

脳内に疑問の形で生まれたチリを拾って、追いかけて捨てて、また拾って追いかけて捨てて…みたいな繰り返し。そのチリ、放っておけば消えたのに。

 

 

「小さな疑問と解決」の一つひとつにかかる時間はわずかだけど、そこから横滑りするように他の疑問が浮かんだり、他の記事を読んだりすると、どんどん時間が過ぎていきます。「解決」という、ちょっとした達成感を得られるのが、またやっかいなんだなあああ。

 

 

そのかわり、確実に本を読む時間は減っているぞ。

 

 

「ちょっとした息抜き」とか「ちょっとした暇つぶし」として表れることの多い「検索衝動」なので、そのままにしがちだけど、老い先短くはないが、めちゃめちゃ長くもないのに、なんとかしたほうがいいのではないか。というか、明らかになんとかししなきゃだめだ!

 

 

アップルによれば、平均的なiPhoneユーザーは1日に80回もロックを解除する。消費者リサーチ会社Dscoutの2016年の調査によれば、モバイルユーザーが1日にスマホを触る平均回数は2617回だという。「注意散漫」が新しいデフォルトになっているのだ。

 

 

 

 

7年前の調査だが、2617回!恐ろしい。

 

 

以上、「検索依存症」で検索して出てきました。

 

 

  よければ、こちらもどうぞ。

 

★ウェブマガジン「どうする?Over40」にも毎週月曜日に書いています→

思わぬ放水と望まぬ湿り気の悩み。つまりザ・尿漏れ現象。

 

★コメントありがとうございます。オフィシャルブログの仕様で、わたしから直接おコメント欄に返事が書けません。こちらのフォームからメールをくださるか、ツイッターで話しかけてください。(ツイッターの返信が一番早いです)

 

★一昨年まで更新していたブログはこちらです→どうする?年齢とおしゃれ。それらすべての生き方

 

★雑談するだけのポッドキャスト番組「That’s Dance」もやっています。

 

 

  コメント、ありがとうございます。

 

■sakae0325さん

「前向きな呪文」…いい言葉!いただきましたー笑 sakae0325さんも無理なさいませんように!