アイスダンスFDは素晴らしい1位、2位の演技、そして熾烈な3位争いにドギマギさせられた試合となりました。

その結果は

 

 

総合優勝はマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ

演技動画

 

マディソン:「ただただうれしくてたまりません。信じられませんでした。まるで現実とは思えないほどで、パフォーマンスはあっという間に過ぎました。私たちは本当にすべてを楽々とこなし、流れるようにこなし、それぞれの瞬間に存在していたように感じました。それを感じ、エヴァンや観客と共有し、最後に地元の観客がスタンディングオベーションをしてくれたのは、本当に特別なことでした。信じられないことです。」

3度目の世界タイトル獲得について:

エヴァン:「言葉では言い表せないほどの感動です。ただ、パフォーマンスと地元の観客、そして最後の瞬間にとても感謝しています。前回よりも100%良い気分です。」

 

ふぅ~~~照れ

全編にわたって、マディソンの卓越したリズム感が光る演技でした。

お洒落な大人の夜の雰囲気・・・

無茶苦茶素敵でした。

見事な3連覇! おめでとうございます。

 

 

 

総合2位はパイパー・ギレス&ポール・ポワリエ

演技動画:Youtube

 

パイパー: 「私たちは、スタートした瞬間からとても落ち着いていました。今年一番穏やかでした。最後にもう一度このプログラムを楽しみたかったのです。本当に大事な時に氷上でパフォーマンスを披露できたことは、本当に特別なことです。私たちのことをとても誇りに思います。プログラム終了後にこんなに感動したことは今までにないと思います。とてもリラックスできました。素晴らしい経験でした。」

 

はぁ~~~照れラブラブ

言葉にならない程うっとりと魅入られました。

使用曲の「青い影」の歌詞の世界を映し出した演技。

(この歌詞の解釈はややこしいんですよね。)

 

どこか・・・ダンスホールのある場所で見つめ合う男女。

ウエイターの一言で、男性が女性に向ける疑惑の目。

女性は青ざめた顔をしながらも、あっさりと浮気を認める。

そして思い悩む男性・・・

って、おおざっぱに言うとこんな感じでしょうか?

途中、音楽がタンゴに変わる所は、二人のダンスシーンの再現になっているのでしょう。

 

演技を観ている最中、ずっと穏やかで気持ちの良い雰囲気に包まれた理由が、パイパーのコメントを読んで分かりました。

本当にリラックスできていて、心のままに演じる事が出来たのですね。

自分でも驚いたのですが、気が付けば涙を流していました。

感動したのかな?ニコニコ

終わった瞬間は「もう、点数なんて関係ない」と思っていたのに、キスクラでの二人をみていると「どーか130は出ますようにお願い」と、祈ってました。

今回のジャッジ厳しかったでしょう?

130.10 点と出た瞬間は、本当にホッとしました。

よかったぁ~~~~!

 

 

 

総合3位はライラ・フィアー&ルイス・ギブソン

演技動画

 

ライラ:「自分の気持ちを言葉で表すことすらできません。まだ震えています!夢が叶ったようで、ちょっと信じられない気持ちです。でも、結果には本当に感謝しています。」

ルイス:「ここの観客は素晴らしく、熱狂的でした。私たちが本当に目指していた瞬間を迎えられたと思います。彼らはとても声を出して応援してくれました。観客に感謝しています。」

これが1984年以来イギリス初の世界選手権メダルとなったことについて:

ルイス:「これはすごいことですよね? 1984年のトルビルとディーン以来、イギリスが世界選手権でメダルを獲得したのは初めてです。信じられないことです。私たちは彼らとよく比較されてきましたが、そのたびにうれしく思います。本当に光栄です。私は彼らに刺激を受けました。イギリスの子供たちがこれを見て、自分もスケートを履きたいと思うようになることを心から願っています。」

ライラ:「私たちは今日を楽しみたかっただけです。プレッシャーなどいろいろあるので、言うのは簡単ですが、実行するのは難しいです。でも、私たちは本当に自分たちにこう言い聞かせました。この観客を楽しみたい、この瞬間を楽しみたい。それができて本当によかったです。」

 

本当に熾烈な3位争いでしたねぇ~~滝汗

最初、点数が表示されたときのキスクラの皆さんの様子は

4位?! 呆然自失という感じでしたが

総合順位が表示された瞬間

表彰台確定の瞬間です!

若手の中で、一番好きで一番期待している二人なので、私も嬉しく思いました。

世界選手権初の表彰台、おめでとうございます!!

 

 

総合4位はシャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ

演技動画

 

(リズムダンス後の写真)

シャーリーン: 「今はうまく説明できません。実際、気分は良くて、昨日よりもストレスが少なかったです。準備とトレーニングは本当にうまくいったので、何が起こったのか本当にわかりません。」

ワールドチームトロフィーが近づいていることについて:

シャーリーン: 「今は本当に疲れています。でも、イタリアで2週間過ごすことになります。同じスケーターが出場するにもかかわらず、ワールドチームトロフィーはいつも違った雰囲気があります。もっと楽しいです。だから、シーズンをより良い形で終えるいい機会になるかもしれません。」

フリーダンスについては、「ええ、わかりません。多くの人が気に入らなかったようです。」と認めた。

 

 

総合5位はオリヴィア・スマート&ティム・ディック

オリビア:「一日中感情的になって、スケート中は完全に役になりきっていました。素晴らしい気分でした。」

ティム:「今日は、本当に映画の中にいるような気分でした。スケートが終わった直後、オリビアに『あなたは絶対的なスーパースターだ』と言ったら、泣き出しました。」

オリビア:「私たちはアメリカの観客が大好きです。ここはとても良い関係を築いています。私たちはアメリカで最初のグランプリメダルを獲得しました。そして、私たちの最初のグランプリは昨シーズンのスケートアメリカでした。アメリカで滑るたびに、観客のエネルギーはどんどん高まります。」

来シーズンも現在のプログラムを維持するかどうかについて、オリビアは次のように語りました。

「正直に言って、今のところは50対50の確率です。私たち自身が検討する前から、その選択肢について尋ねられていました。来シーズンに向けて別の強力なアイデアはありますが、オリンピックシーズンに向けて慎重に選択肢を検討する必要があります。」

 

とても独創的なプログラムで、印象的なポーズが多々あり、面白い演技でした。

 

 

総合6位はマージョリー・ラジョイア&ザカリー・ラガ

マージョリー:「今は複雑な気持ちです。スケートを終えたときは、演技が本当に良かったので、とても感動的で幸せでした。でも、スコアが出てきて、予想より明らかに低かったです。順位も期待に応えられなかったので、ビデオをもう一度見直す必要があります。」

ザック:「今感じているのは、練習に戻りたいということだけです。スケートのスキル、お互いのつながり、技術的な面など、すべてを向上させたいです。とにかくトレーニングに戻りたいです。」

 

私も点数が出た時は言葉にならないくらい驚きました。

しいて言えば、ザカリーの動きに緊張が観られ硬かったような気もします。

これも経験の一つと捉え、来季に向けて頑張って下さいね。