木下グループ杯の男子シングルも、見どころ満載でした。

「ショートで出遅れた選手がフリーで巻き返す」

これが多く観られた試合でした。

 

 

駿くんの、メンタルの強さからくる冷静な演技には脱帽です。

今出来る事を確実にやってきます!本当に強い!!

どんなに調子が芳しくない時でも、安定した演技が出来るなんて、素晴らしい事です。

なかなか出来る事ではありません。

今大会も、しっかり表彰台に立ちました!拍手

 

ほろ苦いシニアデビューとなってしまった璃士くん。

ジャンプはSPから絶好調で、完璧に跳んでいたのに・・・。

本人もなぜか分からないと言っていましたね。

私も「えっ? なんで?」と思ってしまったぐらい、意外な4Tの失敗でした。

「ナイスリカバリ!」となるはずだった完璧な4Tは、新ルールによりノーカンガーン

どんまい、どんまい。こんな日もある!

でも・・・

「調子が良いのにミスをする」

よく聞く話ですが、もしかしたら個人毎に違いはあれど、原因はちゃんとあるのかもしれません。

自分の原因、自分の解決法を見極めて、これからに活かせるといいですね!

 

SPで大きく崩れてしまった佳生くんでしたが、FSでは軸が曲がっても力で着氷!意地をみせてくれました。

ジャンプに関しては、マリニンと合宿したりと頑張っているようなのですが、中々試合で出すことが出来ないようです。

ジャンプそのものに、何か問題があるようには見えないんですけどね。

メンタル?かな?

試合になると(特にSP)知らず知らず力が入ってしまい、練習通りに跳べていないのでしょうか?

辛いシーズンが続いていますが、早く何か突破口が見つかるといいですね。

 

 

この木下グループ杯 男子シングルで思ったのは

「フリーの勝敗を分けたのは新ルール」

だったのではないかと言う事です。

 

このフリーは、結果的に「ミンギュvsロシア勢」という構図になりました。

 

まず、シニアデビューのミンギュくんが、いきなり180点台を出した事に驚きました。

確かにノーミス・パーフェクトの演技ではありましたが、4回転は1種2本。

昨シーズンまでなら、シニアの経験もない選手ですし、ここまでの点数にはならなかったのではないかと思います。

プロトコルで目を引くのは、ステップ、コレオシーケンスとコレオスピンのGOEの高さ!

基礎点そのものが高くなっている事もあり、これまでの点数の出方の感覚とは違いますね。

 

4回転を3~4種、4~5回組み込んできたロシア勢を抑えてしまいました。

 

ただ、これは私が個人的に感じたことですが

グメンニクは、得点源のジャンプにエッジエラーや回転不足が付いていたし、点数が伸びなかったのは、まぁ理解は出来ます。

 

でも、ジキジは、最後のコレオスピンを除いて、わりとまとまった演技が出来ていたと思います。

 

 

セメネンコは全てのジャンプをクリーンに跳び、ステップレベル3、スピンはレベル3と4。

全てのエレメンツに加点が付き、全体的に見ても良い演技をしたと思うのに170点台とは!

4年のブランクがあるとはいえ、シニア経験もあるのに、ちょっと厳しいなと思いました。

以前よりずっとジャンプが安定していて、「この4年間、この日が来ることを信じて頑張って来たんだな」と、感慨深いものを感じました。

 

 

 

 

この木下グループ杯は、ロンバルディア杯同様、新ルールによって初めてジャッジされる大会として、世界中の選手の皆さんも注目していたと思います。

この結果を受けて、今シーズンの戦略を練り替えた選手、チームもあると思います。

 

今までとは違った試合展開がみられそうですね!