4分冊の 48のモチーフ
という楽譜
前回の続きです・・・
勝手な印象ですけど
アガサクリスティ作品の
テレビドラマの挿入歌のようだな
と 感じる1曲です
その曲は
第17番 3声の小さな前奏曲
↓
楽譜では4段
演奏時間は46秒
チョー 短い曲です
他の曲にも良く出てくるんですけど
この4段の短い楽譜の途中で
終止線 や 複縦線 が 2か所も
付けられています
作者は曲調を変化させたいと
思われたんでしょうね
第21番 死にゆく者達が貴殿に挨拶を
は こんな曲です
↓
最初聴いた時は
なんだか 和音の練習曲みたいだな と
思いました ← 失礼しました
楽譜を見ても 聴いた通りの
和音の三連符の羅列です
単調な曲ですし
短調で暗い・・・
だからこそ 何度も聴くと
その深さにはまってしまうというか
耳の奥に残る というか
とはいえ・・・
ちょっと 暗すぎて
お勧めはできません
これら 12曲が 第2巻に収容されています
↓
第2巻
第13番 追憶
第14番 小二重奏曲
第15番 古い様式による協奏曲のトゥッティ
第16番 幻想曲
第17番 3声の小さな前奏曲
第18番 小リート
第19番 恩寵
第20番 村の小さな行進曲
第21番 死にゆく者達が貴殿に挨拶を
第22番 無垢
第23番 木靴の男
第24番 コルトダンス
48のモチーフ の曲は
短調のものが多くて
どんより 暗かったりて
聴いていると 少し 気持ちが
下がってしまいそうです
けれど・・・
↓
この曲は短いですけど
明るくて元気が出ます
最後はゆっくりと終わっていく感じも
べた ですけどいいですね
第3巻にある 第29番 熱狂 です
第3巻
第25番 追跡
第26番 古い様式の小さな歌
第27番 リゴードン
第28番 強情
第29番 熱狂
第30番 悲しき小さな歌
第31番 四重奏の冒頭
第32番 小メヌエット
第33番 ねんねしな
第34番 私は衆愚を嫌い、彼らを遠ざける
第35番 軍楽
第36番 小トッカータ
そして 最後は やはり
49曲目をご紹介します
48のモチーフ というタイトルなのに
49曲目・・・
相当の思いがこもっていると
思います
↓
タイトルは 神を讃えよ
朗々としたメロディは
タイトルそのものです
右手と左手が全然違う役割をもってて
ドラを叩いてるいるようにも聴こえます
そして 余韻・・・
曲は終わっているのに
ずーっと
何かが鳴り続けているように感じます
第4巻
第37番 小さな小さなスケルツォ
第38番 良き願い
第39番 ヘラクレイトスとデモクリトス
第40番 待ってても行かないよ
第41番 異名同音
第42番 5声の小さな歌
第43番 小夜想曲―魅惑
第44番 有頂天
第45番 小悪魔たち
第46番 初めてのラブレター
第47番 小スケルツォ
第48番 夢の中で
番号なし 神を讃えよ
フランスの作曲家の楽譜