48のモチーフ というタイトルなのに
49曲・・・
少し もぞもぞするのは
私だけでしょうか
私が持っている楽譜は
4分冊で
それぞれに 1巻ずつ収容されています
つまり
48のモチーフという曲は
4巻 に分かれているんです
48÷4=12
1巻に12曲ずつ入っていたら
とても気持ちいいんですけど
最後の第4巻は 13曲 なんです
割り切れない・・・
もぞもぞします
とても可愛らしい楽譜です
マスターミュージック という
出版社のもので
アルカン(1813‐1888)さん の楽譜だけでなく
他の方の楽譜も 同じ表紙です
なんとなく
フランスの乙女たちを
イメージしてしまう
綺麗な表紙です
曲そのものは 短篇で
1分~5分 くらいです
まずは 第1曲・・・
幻影というタイトルがついていて
とても ゆったり
そして メランコリーな旋律ですね
仕事で疲れている時など
聴いてると 心が和んで
癒されます
第1巻には次の12曲が
入っています
第1巻
第1番 幻影 (Assez lentment)
第2番 スタッカーティッシモ
第3番 レガーティッシモ
第4番 鐘
第5番 入信者
第6番 小フーガ
第7番 戦慄
第8番 偽りの無邪気さ
第9番 ないしょ話
第10番 叱責
第11番 ため息
第12番 小舟歌
この中で 私のお勧めは
第7曲 戦慄 です
2ページ半 演奏時間2分弱の
短篇です
メロディは 単純ですけど
付点で少し遅れて奏でられる装飾や
左手の和音のスタッカートは
曲に 重厚さ 深みを醸し出していて
何度も 聴きたくなります
私には
楽譜をなしには 理解できないし
楽譜を見ても
にわかには弾けません
見ていて楽しいピアノ楽譜のひとつです♪
第2巻以降は 次回に持ち越します
第2巻
第13番 追憶
第14番 小二重奏曲
第15番 古い様式による協奏曲のトゥッティ
第16番 幻想曲
第17番 3声の小さな前奏曲
第18番 小リート
第19番 恩寵
第20番 村の小さな行進曲
第21番 死にゆく者達が貴殿に挨拶を
第22番 無垢
第23番 木靴の男
第24番 コルトダンス
第3巻
第25番 追跡
第26番 古い様式の小さな歌
第27番 リゴードン
第28番 強情
第29番 熱狂
第30番 悲しき小さな歌
第31番 四重奏の冒頭
第32番 小メヌエット
第33番 ねんねしな
第34番 私は衆愚を嫌い、彼らを遠ざける
第35番 軍楽
第36番 小トッカータ
第4巻
第37番 小さな小さなスケルツォ
第38番 良き願い
第39番 ヘラクレイトスとデモクリトス
第40番 待ってても行かないよ
第41番 異名同音
第42番 5声の小さな歌
第43番 小夜想曲―魅惑
第44番 有頂天
第45番 小悪魔たち
第46番 初めてのラブレター
第47番 小スケルツォ
第48番 夢の中で
番号なし 神を讃えよ