ウィリアム・モリスを
簡単にご紹介します
【お知らせ】
モニターさまの募集は締め切りました。
こんにちは。
フリーのインテリアコーディネーター
nocostyleの鈴木規子です
ウィリアム・モリスのデザインをお部屋に
取り入れたい方のお力になりたいです
モニターさまの募集は締め切りました
①1834年生まれ、1896年62歳で永眠
イギリス人です
その当時のイギリスは大英帝国と
呼ばれ、ヴィクトリア時代の中期~後期
でした。
今日は少し世界史の復習です
イギリスが18世紀半ばに世界に先駆けて
産業革命を起こしてから、資本主義という
新しい時代が到来しました。
イギリスは「世界の工場」と呼ばれ、
とても富んでいました。
その時代に中産階級(ブルジョワ層)の
家に生まれ、モリスは名門
オックスフォード大学を卒業しました。
エリザベスタワー(上↑↑↑)はロンドン
市内にある大英帝国時代の象徴的な建造物
です。
日本はそのころ、江戸時代。
鎖国の日本に巨艦が姿を見せ始め、
どうやら海の向こうには大きな国が
あるらしいと少し焦り始めたころでした
②二刀流どころではないモリスの肩書
画家・詩人・社会主義者などさまざまな
顔をもつモリスですが、装飾デザイナー・
インテリアデザイナーとしてとりわけ有名
です
モリスは常にエネルギッシュで、
あるときは織物・染め職人、翻訳家、
またあるときは敏腕ディレクター、
と同時に会社の経営者であり、また
政府の不正を正し、戦争反対を訴える
運動家としての顔ももっていました。
③「モダンデザインの父」と呼ばれる
産業革命により工場で大量生産された商品
があふれるようになったころ、モリスは
手仕事の美しさや暮らしの中の芸術に
こだわりました。
人間は機械の主人であるべきで、機械の
奴隷であってはならない・・・と
モリスは思いました。
そして、生活と芸術を一致させようという
モリスの思想が「アーツ・アンド・クラフツ
運動」で各国に大きな影響をあたえました。
これ(上↑↑↑)は昨年愛知県で開かれた
アーツ・アンド・クラフツデザイン展の
のものです。
モリスが亡くなってから130 年ちかく経った
今もモリスのデザインは色褪せませんね
④「美しいと思わないものを
家に置いてはならない」という言葉
(哲学) が有名
モリスの信念は「人生の細部を芸術の香り
で満たす」ことでした。
そして、上↑↑↑の写真のレッドハウスが
実践の場だったようです。
モリスが結婚後に住んだ家です。
日常の暮らしや身の周りのものを
美しくすることで人生を豊かにする
という思想は、雑多なモノにあふれた
私たちの生活の反省を促すかのように
何度もこの名言は引用されています。
⑤デザインのモチーフは、木々・草花・鳥
・動物など自然界にあるもの
自然を愛し、植物学者のように草花を観察。
いつも窓や庭から眺めていたものから
インスピレーションを得ていたようです。
上↑↑↑の写真はケルムスコットマナーで
モリスが別荘として使用していた邸宅です。
1570 年頃に建てられもので、歴史的価値
の高い建造物です。モリスはこの建物を
1871年に見たときに「地上の楽園」と
称したそうです。
ここでモリスの多くの作品が生まれました。
超有名なモリスの代表作です。
いちご泥棒
ウィロウバウ
ブラザーラビット
⑥落ち着きと華やかさを兼ね備えたデザイン
は自然に溶け込み、日本の空間にも
合わせやすい
出典:ピンタレスト
モリスの柄を見れば、「あぁ、これ見たこと
ある!!」という方も多いと思いますが、
モリスのデザインの良さを実感していた
だけるのは、実際に室内に貼った壁紙を
見たり、吊ったカーテンを眺めたとき
だと思います。
上↑↑↑の写真のような日本建築であっても
違和感なくモリスもデザインを楽しんで
いただけますよ
大胆でカラフルな色も空間にしっくりと
馴染み、居心地のよいお部屋になると
思います
いかがでしたか?
今回は、あらためて
ウィリアム・モリスについて
簡単に説明しました。
モリスについては、他にもエピソードは
たくさんありますが、なるべくシンプル
にまとめてみました
最後まで読んでくださって ありがとう
ございました
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モニターさまの募集は締め切りました。
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