のぶさんちin静岡2019 完敗 | 千葉 市川 行徳 ヘアサロン 野武屋本店 ヘアケア 理容 美容 ブログ

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すっかり[先(せん)を取られた]のです…

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のぶさんちin静岡2019[先を取る]

 のつづき






イエ〜イ‼︎        のぶです‼︎

 

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のぶオジサンは昔からよく【心のモミモミ】という表現を使います

参照記事

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のぶさんちin静岡2019 コール&レスポンス


〈先(せん)を取り〉〈心をモミモミする〉ことこそ 講師としてはもちろん サロンワークにおいても 仕事以外の人間関係においても常に心がけていたこと


ところがこの日 一人の女の子によって出鼻をくじかれた


それが彼女とのファーストコンタクト

っての前にも書いたよね

ただ この場合五輪書と違うのは殺し合いではないってこと

俺が行くのを楽しみに待っていてくれたエリカちゃんが全身でそれを伝えてくれたことによって俺は体中にパワーが漲るのを実感した

そして最高の気分で初開催【のぶさんちin静岡】のスタートを切ることができたよ


まずはお約束のオープニングトークから

ほとんどのの会場ではこんな風に地べたに座ってお話を聞いてもらうことから始めるんだ

のぶオジサンももちろん地べた(≧∇≦)
たいがいは仕事とは直接関係ない話から

この日はさわやかのハンバーグについてだ

数年前のさわやかとの出会いとかハンバーグの好みについてのどうでもいい話

それだけで30分は喋ったかな(≧∇≦)


これこそが【心のモミモミ】と位置付けている

講習会を受けにきた人ってのはどうしても「さぁ これから勉強するぞ‼︎」って身構えちゃうもんだよね

いくら[のぶさんち]の常連だって いざ「そろそろ始めるぞー 集まれー」って号令がかかると無意識にそういうスイッチが入りやすいと思うんだ

ましてやこの日は初参加の人の割合が多かった

そこでいきなり仕事の話ではなく ここに至るまでのエピソードとかそういったいわゆる〈関係ない話〉で引き締まった心を緩めていくわけね

[講習を受けにきたという意識をどんだけ忘れさせるか]に全てを注ぐ

これも前にも書いたけど いかにリラックスして過ごしてもらうかこそ 俺が伝えたいことがどれだけ伝わるかに直結してると考えてるから

隅々まで見てるよ〜

誰一人として置いてきぼりにはしない

みんなの気持ちがあったまってくるまでしゃべくり倒すよ

「よし そろそろいい感じだな」となったらその日最初のモデルさんのカットを始める

もちろんトップバッターは彼女
エリカちゃんを抜擢

「さあみんな 君たちのお店にある日突然こんな子が「今すぐできますかー?」って入って来たらたらまずはどうする?」

な〜んてことからスタートだよ

「そして「どうしたらいいかわからないんでオマカセしたいです」って言われたらどうする??」
「いいかい 髪の毛ばっか見ちゃダメだよ
 全身からいろんな情報をキャッチするんだ
今日 彼女が着ているお洋服 これ タンスの一番手前にあったからたまたまなんとなく着て着たんじゃねえぞ
初めて髪を切りに行くお店なんだから自分が一番可愛く見えるお洋服を選んできたんだ
そしてその心の裏側には「私ってこういう人ですよー どうかキャッチしてくださいねー」って想いが込められてるんだぞ
それがオンナゴコロってやつなんだぞ」
なんて解説をする

野武屋ブログの読者の多くの皆さんは 理美容師ってのはそんなこと当たり前にやってくれてると思ってるでしょ?

残念ー!!!

ほとんどの理美容師ってそんなことまで考えてないのが現実なんだよ…

「今日はどうしますか?」に対する「こうしてください」のやり取りの前はぶっちゃけなーんも考えてないのが普通なのね……

悲しいかなホントの話

のぶオジサンは初めてのお客さんだろうがどんな常連さんだろうが会った瞬間にすでにいくつかのイメージは浮かんでるよ

迷ったり悩んだりはほぼない

あるとしたらビフォーの状態がよほどマッチし過ぎている時くらいだ


そしてエリカちゃんと会って感じたこと そこからどう髪型に落とし込んでいくのかという思考を解説していく

この間 エリカちゃんは目を見開いて驚いたり 大きな声でケラケラ笑ったり のぶオジサンをじっと見つめたりの最高のリアクション♪

ここで俺とエリカちゃん二人のやり取りを見ている受講生達はそんなエリカちゃんに完全に心をモミモミされちゃってるわけよ…

いわゆるひとつの鷲掴みってやつな


 

完敗です


[先を取る]だの[心のモミモミ]だの[場をコントロールする]なんて偉そうに言ってた俺もエリカちゃんには完敗でした


この日 こっからの5時間余りは 全てエリカちゃんの存在こそが[先を取る]であり[心のモミモミ]であり[場をコントロール]だった


受講生のみんなの心が完全に緩んでリラックスしているのが手に取るように伝わってきたよ


真面目な技術解説にはグッと集中するし おちゃらけた話をぶっ込めばいくらでも大爆笑が生まれた


まさに今回の大きなテーマである


コール&レスポンス!!!


ノッてる講師を受講生の反応が更にノらせる


盛り上げてくれてるから講師は更にノる♪


どんどんみんなのリアクションが良くなる


緩急織り交ぜトークも技術もいくらでも出てくる


反応はどんどん良くなる


これの繰り返し 


時間と共に会場のテンションは高まる一方だった



そしてこの鍵を握っていたのが他でもない小柄な女の子ことエリカちゃんだったわけさ



そんな素晴らしいオープニングのモデルさんのカットが終わった頃には誰一人講習会を受けに来ているという感覚はなくなっていた


少なくとも俺はそう感じたよ




この時 エリカちゃんはどんな気持ちだったんだろう

あれから何週間も経ってるってのに 今でもそのことが頭をよぎるよ

まさか彼女に[先を取る]だの[心のモミモミ]だの[場をコントロールする]などの計算があったわけではないのは容易に想像できる

たったひとつわかっていること

それは



小柄な女の子のナチュラルパワーに技巧派ベテランオジサンのテクニックは完敗したってこと








そしてもう一つ考えることがある

なぜくるみちゃんは
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「無理を承知の上でのお願い」と付け加えてまでエリカちゃんを俺に当てがったのか

もしかすると自身のサロンでの初開催に際して彼女のモデル起用に狙いがあったのか 

はたまた純粋にエリカちゃんの願いを叶えてあげたいという老婆心の為せる技だったのか







でもね

今となってはそんなことはどうでもいいんだ

わかっているのは来年も森町に呼んでもらえるってこと

俺はまた全力を出しきることを約束する





そして またエリカちゃんと再会できることを心から祈っている
















そんなこんなで今日も朝から晩まで

 

笑顔溢れる野武屋本店でした〜

 

 

 

ってな!!

 









ちん!!



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