石川県金沢市長町
今回の巡り旅は金沢城下の武家屋敷跡、散策を楽しみにしていた。
ルート的にはクルマは兼六園前の市営駐車場へ置き
金沢城→近江町市場→武家屋敷へ徒歩ルート。

武家屋敷跡は藩制時の中、上級武士の暮らしや武家社会の雰囲気を色濃く遺す国内でも貴重な遺跡と聞く。
さて武家屋敷で最初に目に飛び込むのは屋敷群をぐるりと取り囲む様に流れる濠ではないでしょうか。
物資も運んだと言う豊富な水量は流れも強い、しかもその流れにも負けないシッカリとした石積みで造られており、その普請技術の高さに驚かされる。
その流れは荒々しいと言うよりはむしろ心地良い清涼感を覚える。

屋敷路は細く多角を用い防御を意識した造りが伺える。
更に奥へ進むと往時の土塀や重厚な門構え等の屋敷が立ち並び武家社会時代へタイムスリップしたかのような不思議空間に妙な風情を感じる。

見飽きぬ風情、清涼な濠と静けさは想像以上の遺産群に驚かされた。

独り言
どこと無く観光地めいた部分も見え隠れするものの時を忘れノンビリ旅したい輩には、お勧めの地と言える。