今回を含めて5回にわたってお届けしてきた「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観」のお話も今回がいよいよ最終回だよ。

 えっ?NOBURIN、そんなこと言っちゃって大丈夫なの?

 また思ったより長くなってしまって、今回で終わらなかったらどうするつもりなのって?

 

 うん、大丈夫だよ。

 そのときは、「5回というのは誤解の誤りでした」と言えばいいわけだからね。

 

NEC_1761.jpg

 えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、そういう問題じゃないでしょ?

 それに5回というのは誤解の誤りというのもオカシイじゃない。

 「今回を含めて誤解にわたってお届けしてきた…」って、これじゃあ何が言いたいのか分からない意味不明の文章になっちゃうでしょって?

 

 コラ、せんとくん。あんたはまた余計なツッコミをして…。

 ったく、あんたはオープニング早々、そういう余計なツッコミをするんじゃないの…。

 

 それでは、気を取り直して今日の話…に行く前に前回までのお話の紹介からするね。

 

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 壱」(2019年12月15日更新)

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 弐」(2019年12月16日更新)

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 参」(2019年12月20日更新)

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 四」(2019年12月21日更新)

 

 まだ読んでいない人はこちらから読んでみてね。

 

 それじゃあ、今日の話にいく…その前にもうひとつ(って、まだあるんかい)。

 橿原神宮の境内図も載せておくね。

 

NEC_1806.jpg

 

 それでは中心付近を拡大したものも載せておくね。

 

NEC_1807.jpg

 

 それじゃあ、今度こそ今日の話を始めるね(って、前置き長すぎるってば)

 

 前回は、北神門(きたしんもん)を出たところまで話したよね。

 

 そういえば、前回のブログのコメントで「キタがつく名前の人がキタ神門からキタなんてなったら面白そう」なんていうのがあったけど…それだったら、動物総選挙でおなじみの北川景子chan好きの某薬剤師さんが彼女とキタ神門からキタなんてなっても面白いかもね。

 

NEC_1778.jpg

 えっ?せんとくん、だから何なの?…お父さん、こんなところで身内ネタをやってどうするの?

 このネタ、大御所ファミリーじゃなかったら、何の話なのかさっぱり分からないじゃない。

 お父さん、そんなくだらないネタばっかりやってないでさっさと話を進めなよって?

 

 うるさい。あんたに言われなくても進めるよ。

 

 

 北神門を出て北の鳥居までの参道を歩く。

 

NEC_1781.jpg

  参道から北神門の方を撮ってみたよ。

 道が曲がっていて、ここからは北神門はほぼ見えていないよね。

 つまりは北神門から「まっすぐ家に帰りなさい」って言われても、ごらんのように道が曲がってるからまっすぐ帰れないというわけね。

 

NEC_1782.jpg

 えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、それ意味が違うでしょ?

 って言うか、お父さん、またそんな思わずグーで殴りたくなるようなくだらないネタをやってるの?

 そんなくだらないこと、今どき小学生でも言わないよって?

 

 コラ、せんとくん。あんたはまた余計なツッコミをして…。

 ったく、あんたはどうしてそうやって余計なことばっかり言うの?

 

 しばらく行くと、

 

NEC_1783.jpg

 道が分かれていて、北神門から来たら左(北の鳥居から来たら右)に曲がると、畝傍山(うねびやま)への登山道に入るよ。

 「参」でも書いたとおり、畝傍山は耳成山(みみなしやま)、天香久山(あまのかぐやま、単に「香具山」とも言うよ)とともに大和三山のひとつで標高は199mで大和三山の中では最も高い。

 ちなみに、耳成山は標高139m、天香久山は標高152mの山だよ。

 

 万葉集には、この畝傍山をめぐって天香久山が耳成山と争ったという歌も残されているよ。

 

 その歌が、

 

 香具山は 畝傍を惜しと 耳梨と 相争ひき 

 神代より かくにあるらし 古も

 然にあれこそ うつせみも 妻を争ふらしき

 

 この歌の意味は、

 

 香具山は、畝傍山を奪われるのが惜しいと、耳梨山(耳成山のことね)と争った。

 神代の昔からこうであるらしい。

 古もそうだったからこそ、今の世の人も妻を奪い合って争うらしい。

 

ということなんだって(って言うか、何でピンクで書くねん?)。

 

 その畝傍山への山頂までは30分ほどらしいよ。

 

 もっとも、この日は時間も遅かったことだし、日が落ちる時間も早い季節だったから、山頂まで行くのは断念したけどね。

 

NEC_1784.jpg

 えっ?せんとくん、だから何なの?…お父さん、違うでしょ。

 お父さん、そもそも橿原神宮には何回も来てる割に、畝傍山に登ったためしがないじゃない。

 時間がなかったというのは口実で本当はただ単にお父さんが体力のないヘタレなだけなんでしょって?

 

 そうそう、時間がなかったというのは口実で本当はただ単にお父さんが体力のないヘタ…って、コラ、せんとくん。何を言わせるの。

 ったく、あんたはそうやって人聞きの悪い言い方をするんじゃないの…。

 

 そこからしばらく歩いて行くと、

 

NEC_1790.jpg

 この奥の道を行った右手の方向に航空母艦瑞鶴(ずいかく)之碑があるんだって。

 というわけで、航空母艦瑞鶴之碑を見に行ってきたよ。

 

NEC_1787.jpg

 この碑は、航空母艦瑞鶴の碑と第十三期海軍甲種飛行予科練習生殉国の碑がいっしょになっていたよ。

 

NEC_1788.jpg

 では角度を変えてもう1枚。

 

 この航空母艦瑞鶴は、ワシントン海軍軍縮条約・ロンドン海軍軍縮条約脱退後の第三次海軍軍備補充計画の第4号艦として1941年に竣工されたよ。

 この瑞鶴は真珠湾攻撃にも参加して、その後も珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、マリアナ沖海戦等の海戦にも参加したけど、1944年にレイテ沖海戦(エンガノ岬沖海戦)でアメリカ軍の攻撃を受けて沈没しているよ。

 この海戦で瑞鶴の乗組員のうち士官49名、下士官兵794名が戦死しているよ。

 その慰霊碑がここ橿原神宮の境内にあるわけね。

 

 というわけで、せんとくんといっしょに戦没者を追悼してきたよ。

 

NEC_1789.jpg

 

 再び参道に戻る。

 参道の先には、

 

NEC_1785.jpg

 北の鳥居が見えてきたよ。

 それではもう1枚。

 

 この写真もだけど、ここまでお読みいただいた読者は、橿原神宮は木が多いということに気がついてくれた人も多いんじゃないかな?

 

 その橿原神宮の境内地は約53万㎡…甲子園球場13個分の広さがあるわけだけど、昭和15年に行われた紀元二千六百年奉祝記念事業で境内地の拡張事業が行われたときに約76,000本の樹木がその広い境内地内に植樹されたんだって。

 その中には全国から寄せられた献木もあったのだけど、その数は90種22,534本になるみたいだよ。

 

 その内訳は、

 

 ヒノキ    3,583本

 スギ     2,287本

 アラカシ    1,834本  

 クス     1,302本

 ウメ       11本

 カマクラヒバ  11本

 ニシキギ    10本

 

だったらしいよ。

 

 このとき樹種については、橿原の地名から昔は樫の木が生い茂っていたものと推測して、カシ類を主として昔の姿に還元することを目標に決めていたのだとか。

 

NEC_1786.jpg 

 えっ?せんとくん、だから何?…お父さん、「だから何?」じゃないでしょ。

 献木された木の本数と内訳の合計が合ってないじゃない。

 それも内訳を合計したら9,038本しかないし…これじゃあ22,534本の半分もないじゃない。

 お父さん、これってどういうことなのって?

 

 コラ、せんとくん。あんたはどうしてそういう余計なツッコミばっかりするの。

 

 仕方ないでしょ。手元の資料ではそうなってるんだから。

 この中には、その他の木だってあるのかもしれないわけだし、記録が残ってないものだってあるかもしれないでしょ。

 だからと言って、無理矢理数を合わせて帳尻合わせをするわけにもいかないから、手元の資料の数字をそのまま載せるしかないでしょ。

 

 えっ?何だって?…お父さん、またそうやって言い訳をするの?

 お父さんは、そうやって言い訳ばっかりするからモテないんだよって?

 

 うるさい。この際、モテるとかモテないとかは関係ないでしょうが…。

 

 献木の数と内訳の数が合わないのはどうしてなのかは不明だけど…資料ではそうなってたからそういうことで…(って、そのいい加減な言い方は何やねん)。

 そういえば、参道には

 

 

 

 こんな紅葉もあったけど、献木数の中に紅葉は入ってなかったから、これも数が合わない理由のひとつ…なのかなぁ?(って、知らんがな)。

 

 

 そしてついに、

 

 

NEC_1791.jpg

 北の鳥居に到着したよ。

 

NEC_1792.jpg

 えっ?せんとくん、何なの?…お父さん、「そしてついに、北の鳥居に到着したよ」って、そう大した距離を歩いたわけじゃあるまいし、大げさなんだよって?

 

 お父さんが北神門から北の鳥居までの話をムダに引き延ばすから距離があるように見えるけど、実際にはそう大した距離じゃなかったじゃない。

 長いのは北神門から北の鳥居までの距離じゃなくてお父さんの話…それも無駄に長いっていうことでしょって?

 

 そうだったよね。長いのはお父さんの話…それも無駄に長…って、コラ、せんとくん。何を言わせるの。

 ったく、あんたはそうやって余計なツッコミばっかりしたらダメだって何回言わせら気がすむの?

 

 えっ?何だって…「俺の話は長い」ならぬ「お父さんの話は長い」って?

 

 コラ、.そうやって、某日テレのドラマのタイトルみたいな言い方もしたらダメでしょ?

 そうじゃなくて…

 

 えっ?何?…そうだったよね。

 「お父さんの話は長い」じゃなくて、「お父さんの話はムダに長い」だったよねって?

 

 ったく、あんたはどうしてそういう言い方ばっかりするの…?

 

 その北の鳥居のところには、

 

NEC_1794.jpg

 やはり紅葉があったよ。

 石燈籠をバックに1枚。

 そして、

 

 橿原神宮と書いてあるところの背後からもう1枚。

 

NEC_1793.jpg

 えっ?せんとくんだから何?…お父さん、明後日はもうクリスマスイブなんだよ。

 それなのに、まだ紅葉なんて言ってるの?

 お父さんの話は無駄に長いだけじゃなくて季節感もゼロだよねって?

 

 うるさい。ったく、あんたはそうやって人のブログに一々ケチをつけるんじゃないの…。

 

 その橿原神宮の北の鳥居の向かいは、

 

NEC_1795.jpg

 

NEC_1796.jpg

 橿原公苑になっているよ。

 もっとも、この写真は北の鳥居を出て信号を渡ってまっすぐ歩いたところにある交差点を渡ったところから撮ったものだけど分かる?(って、こんな説明で分かるわけないだろうが)。

 あっ、でもペンネーム「三田アウトレットでメッチャテンション上がった」さんだったら、どこから撮ったのか分かるよね?(って、それは場所を知ってるからだろうが)。

 

 その橿原公苑では、

 

DVC00574.jpg

 

DVC00565.jpg

 

DVC00696.jpg

 

DVC00662.jpg

奈良食祭」も開催されたりもしているよ(写真は2017年の模様)。

 

 ちなみに2020年の「奈良食祭」は、

 

 2020年3月28日(土)、3月29日(日)

 

の両日、葛城市の葛城市新庄第一健民運動場で開催されるよ。

 奈良県内外の美味しいものが葛城市に終結から、みんな、是非とも「奈良食祭」に来てね。

 

 

 と一通りPRもしたところで、橿原公苑から駅を目指す。

 

 来たときは近鉄橿原線の終着駅の橿原神宮前駅で降りたけど、今度は、そのひとつ手前の

 

NEC_1797.jpg

 畝傍御陵前駅から列車に乗ったよ。

 北の鳥居から橿原神宮を目指すのであればむしろ畝傍御陵前からの方が近いよ。

 

 注:畝傍御陵前には特急は止まらないので特急で来た人は八木で後続の電車(普通急行)に乗り換えてね。

 

 といったところで勅使館に特別拝観に行った話はこれにて終了。

 

 でも、ブログはここで終わるけどNOBURINはまだ終わりというわけにはいかないわけで…。

 

 というのも、

 

NEC_1798.jpg

 お父さんのバカ~

 

 今回も余計なことばっかり言ってたせんとくんに帰ったらみっちりとお説教をしないといけないわけだからね。

 って言うか、言ってるそばからキョエchanみたいなことを言ってるし…。

 

 

 

 (お願い)

 この「NOBURINの別荘」を読んでいいと思ったら下にあるバナーをポチっと押してね。

 

 (バナー)

   ↓

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ
にほんブログ村