それじゃあ、今回も橿原神宮(かしはらじんぐう)勅使館特別拝観のお話をお届けするね。

 

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 えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、勅使館の話は「弐」で終わって、もう神域に来てるでしょ。

 それなのにタイトルはまだ「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観」のままじゃない。

 お父さん、これって誇大広告だよねって?

 

 あのねぇ、せんとくん。これは勅使館に行った日の話という意味なんだからね。

 それに、これは「壱」から「四」まで…それとこの後何番までかは分からないけど、続きものの話なんだから、たしかに勅使館の話は終わってるけど、何もウソは言ってないでしょ?

 

 えっ?何だって?…お父さん、またそうやって言い逃れをしようとしてるの?

 お父さん、そうやって言い逃ればっかりして、お父さんは疑惑のかかった政治家かって?

 

 ったく、あんたは変なものといっしょにするんじゃないの…。

 

 

 それでは、オープニングコントはこれくらいにして(って、それいるか)、今日のお話に入る前に、前回までのお話の紹介からするね。

 

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 壱」(2019年12月15日更新)

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 弐」(2019年12月16日更新)

 「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 参」(2019年12月20日更新)

 

 まだ読んでいない人は、こちらから読んでみてね。

 

 それじゃあ、今日の話…の前に(って、まだあるんかい)橿原神宮の境内図も載せておくね。

 

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 中心付近を拡大したものがこちら。

 

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 橿原神宮の神域には、こんな歌碑もあったよ。

 

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 こちらは美智子さまが皇后陛下だった時代に詠まれた歌の碑なんだよ。 

 それじゃあ、歌碑の部分をアップにしてみるね。

 

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 さらに拡大。

 

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 遠つ世の 風ひそかにも 聴くごとく

  樫の葉そよぐ 参道を行く

 

という和歌ね。

 この和歌は、平成28年4月に天皇皇后両陛下(当時)が神武天皇2600年にあたって、神武天皇を御参拝なされるとともに、神武天皇をお祀りしているここ、橿原神宮に御参拝されたときに詠まれた和歌なんだよ。

 この和歌は、遠い歴史の彼方から吹いてくるひそやかな風を聞くようなお気持ちで、樫の木のそよぎを聞かれつつ参道をお進みになったときのことをお詠みになられたものなんだよ。

 

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えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、今ドヤ顔で言ってることって、

 

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歌碑の隣の解説にデカデカと書いてあることをパクった、あたかも知ってたかのように書いただけなんだよねって?

 

 コラ、せんとくん。何バラしてるの。

 ったく、それはバラしたらダメでしょ。

 それからパクったとか何人聞きの悪いこと言ってるの?

 それを言うんだったら、.せめて「参考にした」って言いなさい。

 

 その奥にあるのは、

 

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 さざれ石だよ。

 

 さざれ石というのは、

 

 解説板にもあるように小さな石、細かい石のことで、「君が代」の歌詞にも出てくるよね。

 このさざれ石が重なった隙間に炭酸カルシウムや酸化鉄が入り込んで固まってこれだけ大きな岩になったんだって。

 これだったら、さざれ石と言うより、もういわおと言ったほうがいいかもね。

 ここに苔がむしたら完成といったところ…なのかな?

 

 それじゃあ、このさざれ石(いわお?)を拡大した写真も載せておくね。

 

 

 それじゃあ、ここで君が代を紹介するね。

 

 き~み~が~よ~は~…ムグムグ…

 

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 ちょっと、せんとくん、「君が代」を紹介してる途中なのに、何口をふさいでるの?

 

 えっ?何?…お父さん、「君が代」くらいお父さんが一々紹介しなくても。みんな知ってるし、それに解説板にも載ってるじゃない。

 って言うか、お父さんの歌はただでさえ騒音公害なんだから、こんなこところで歌い出したりしたらダメじゃない。

 お父さんがこんなところで歌い出した…というより騒音を発したせいで、参拝者がみんな逃げ出しちゃったじゃないって?

 

 コラ、せんとくん。あんたはまた余計なツッコミをして…。

 って言うか、あんたはそうやってあることないこと言うんじゃないの…。

 

 それじゃあ、そろそろ外拝殿に行くね。

 

 こちらがその外拝殿ね。

 この外拝殿は両脇に長い廻廊を連ねた壮大な入母屋造りの建物で昭和14年に完成したんだって。

 

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 その外拝殿の奥には、紀元祭などの重要な儀式のときに使われる内拝殿があるよ。

 その内拝殿は特別参拝のときの拝殿にもなるよ。

 この外拝殿と内拝殿を結ぶ回廊に囲まれた空間は広さ3,200㎡の外院斎庭になっているよ。

 

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 さらに内拝殿の奥には、幣殿と本殿も建っているよ。

 その本殿は、創建された時に京都御所の内侍所(ないししょ)であった建物を下賜されたものであることは「御即位奉祝記念 橿原神宮勅使館特別拝観 壱」で話したとおりだよね。

 

 内拝殿、幣殿、本殿の写真は残念ながら撮れなかったから、内拝殿はこちら、幣殿・本殿はこちらからそれぞれ見てみてね。

 

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 えっ?せんとくん、だから何?…お父さん、そうやって橿原神宮のホームページをリンクさせていいの?

 そんなことしたら、お父さんがしてきた解説が全部ホームページのパクリだってバレ.ちゃうよって?

 

 うるさい。ったく、あんたはそうやってパクリとか人聞きの悪いことを言うんじゃないの…。

 

 外拝殿の入口の脇には絵馬も飾られていたよ。

 その絵馬がこちら。

 

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 まだ令和元年だけど、もう来年の干支のネズミの絵馬になっていたよ…チュ~…。

 

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 えっ?せんとくん、何なの?…お父さん、その「チュ~」っていうのは何?

 お父さん、こんなところでネズミの鳴き声を入れるなんてくだらないことをしてないで、さっさとお参りをしに行ったらどうなのって?.

 

 うるさい。あんたに言われなくても行くよ。

 

 

 それじゃあ、参拝を済ませたところで(って、早っ!)外拝殿の写真をもう1枚。

 

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 畝傍山を背景に入れて撮ってみたよ。

 

 帰りは北神門(きたしんもん)から帰ることにしたよ。

 

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 この奥にあるのが北神門ね。

 

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 この門はもともとは橿原神宮の正門だった門で、大正4年に建造された唐破風造の平唐門なんだって。

 そのもともと正門だった門が、昭和15年に行われた紀元2600年事業で北神門として移築されたんだって。

 

 ちなみに、この紀元2600年奉祝式典が行われた昭和15年の橿原神宮への参拝者は年間1000万人に達したみたいだよ。

 

 この当時は、大阪(上本町)から橿原神宮駅(現橿原神宮前)まで直通の列車も運行していたよ。

 

 ちなみに「橿原神宮駅」という駅名でこれに「駅」をつけて言うと「橿原神宮駅駅」となるある意味珍駅名(?)だったわけね。

 

 それじゃあどうやって大阪線から橿原線に乗り入れていたのかと言うと、大阪線の八木駅の手前から八木連絡線を通って橿原線に乗り入れていたわけね。

 この八木連絡線自体は、現在もあって定期列車は運行されていないものの、南大阪線の列車を五位堂検修車庫に運ぶ時に回送するときなどに回送列車が通ったり、たまにイベント列車が通ったりすることもあるよ。

 

 実は、かく言うNOBURINのイベント列車に乗ったときに、この八木連絡線を通ったことがあるんだけどね。

 

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 ちなみにこちらがそのとき乗った列車ね。

 

 あっ、失礼。話が大分横道にそれたけど、橿原神宮の話に戻るね。

 

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 といった由緒のある門なんだけど、ほとんどの人は、駐車場の方向から(近鉄で来た人も橿原神宮前からこちらに来る人の方が多い】第一鳥居、第二鳥居を通って南神門から出入りをする人の方が圧倒的に多いんだよね。

 

 でも、せっかくだから(?)今回は北神門から北の鳥居まで歩いて行くことにしたよ。

 

 

 こちらは北神門から神域を出たところの写真ね。

 今度は、逆にこちらの北神門から来てもいいかもね。

 そうすれば、キタ神門からキタよなんていうブログが書けるからね。

 

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 えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、またそんなくだらないことを考えているわけ?

 お父さん、そんなおサムいブログを書こうなんて、読者のかわりにグーでぶん殴ってもいい?

 お父さん、そんなくだらないことを考えるんだったら、他にもっとかんがえることあるでしょって?

 

 コラ、せんとくん。あんたはまた余計なツッコミをして…。

 それにお父さんをグーで殴るとか、あんたこそ何を考えてるの?

 

 その北神門の前にも、

 

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 手水舎があったよ。

 

 それじゃあ今日はここまで。

 次回は北神門から北の鳥居へと向かう模様をお届けするから次回もお楽しみにね。

 

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 えっ?せんとくん。何だって?…お父さん、まだこの話終わらないの?

 お父さんこれって、12月7日の話しでしょ?

 もうすぐクリスマスだと言うのにまだ12月のはじめの話をしてるの?

 お父さんはホントにノロマだよね。

 

 それに「次回もお楽しみにね」って、何寝ぼけちゃこと言ってるの?

 お父さんのくだらないブログを楽しみにしている人は誰もいないわけだし、お父さん寝言を言うのは寝てるときだけにしてよねって?

 

 コラ、せんとくん。あんたはま立余計なことを言って…。

 ったく、あんたはそうやって最後まで余計なことを言うんじゃないの…。

 

 

 

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