伊弉諾神宮 より
お母さんは今年88歳なので、四国88カ所のお遍路をすることにしました。
貢一としては、弘法大師空海が、日本を守るべく秘術を駆使して定めた
四国88か所を結ぶ結界を巡るのが目的の旅です。
《参照》
『天皇とユダヤとキリストそしてプレアデス・メシアメジャー』 赤塚高仁・小川雅弘・村中愛 (ヒカル
【四国と空海に関するメシアメジャーのメッセージ】
『プレアデス『メシアメジャー』からの黙示メッセージ』 村中愛・〈序文〉小川雅弘 (ヒカルランド)
【四国】
『空海さまと七福神が隠して伝えた「世界文明の起源」』 上森三郎 (ヒカルランド)
【第0番】札所 中国の 西安・洛陽の旅で青龍寺 に行ったのは2017年12月。
それからおよそ2年の時を経て、四国88カ所のお遍路をすることになりました。
〈準備〉
霊山寺の山門横にあるお店で、“お遍路用の袈裟”と、“「奉納八十八カ所霊場順拝同行二人」と書かれた88枚セットの紙のお札(納経の代替)”を購入しました。10月とは言え、日中は夏模様で熱いので、“お遍路用の白衣”は購入しませんでした。
紙のお札に年月日、住所、氏名、裏に祈願内容として「世界平和」と書き、それそれのお寺で1枚づつ、本堂前に置かれている「納札入」の箱に入れてきます。
お遍路のスタートは、阿波の国(徳島県)、「発心の道場」 からです。
【第1番】 霊山寺(りょうぜんじ) 本尊 釈迦如来
お遍路1日目の開始は、午後3時でした。
霊山寺は、池のあるコンパクトな境内でした。
本堂の中は、お祭り会場のように提灯や灯篭が並んでいました。
【第2番】 極楽寺(ごくらくじ) 本尊 阿弥陀如来
極楽寺の本堂は、50段ほどの石段を上った先にあります。
そこでは、団体のお遍路さんたちが、声を合わせて長いこと「般若心経」を唱えていました。
チャンちゃんは、20代の頃から弘法大師空海の真言密教を10年ほど学んだので、般若心経も、各種の真言も、知ってはいるのですが、それらを一通り唱えていたら、時間がかかりすぎるので、どこのお寺でも、以下のように心の中で語ってきただけです。
「空海様の縁で、ここ〇〇寺に来ることができました。ここに来ることができたことを感謝します。この地を訪れる人々、〇〇の国の人々、四国の人々、日本の人々、そして世界中の人々の、心と霊と御霊が幸いでありますように。そして良き人々が守られ、良き人々の思いが実現しますように。そしてこの地球が、困窮する人々のいない世界になりますように、争いのない世界になりますように、優しい世界になりますように・・・」 と。
【第3番】 金泉寺(こんせんじ) 本尊 釈迦如来
水不足に悩む村人を救うために、弘法大師が井戸を掘ると、霊水が出たことから、金泉寺という名称になったそうです。
【第4番】 大日寺(だいにちじ) 本尊 大日如来
山間にあるお寺で、赤いこじんまりとした山門から本堂まで、きれいに石畳が整備されていました。
御朱印を書いてもらえる時間は、午後5時までですので、お遍路1日目はここまでです。
予約しておいた徳島市内のビジネスホテルに2連泊です。
翌日は、朝8時にホテルを出て、お遍路2日目の開始です。
【第5番】 地蔵寺(じぞうじ) 本尊 延命地蔵・勝軍地蔵菩薩
山門はこのように質素なものですが、潜ると大きな大師像が出迎えてくれます。
本堂の裏手にある道を上ってゆくと、羅漢堂があります。
【第6番】 安楽寺(あんらくじ) 本尊 薬師如来
山門は中国様式で、緩やかな起伏ある境内は、旅館の庭園を思わせるようなものでした。
多宝塔や三重塔ないし五重塔は、大小の差こそあれ、ほとんどの寺院にあります。
拝殿の屋根の両側には鳳凰が立っており、綺麗に整備されたお寺でした。
【第7番】 十楽寺(じゅうらくじ) 本尊 阿弥陀如来
山門はこのように中国風ですが、
本堂は日本風の作りで、屋根には文字通りの鬼瓦が載っていました。
眼病に悩む人の参拝が多いそうです。
【第8番】 熊谷寺(くまだにじ) 本尊 千手観世音菩薩
駐車場から先、本堂まで200段ほどの階段があります。本堂の屋根には鬼瓦の上に、さらに瓦のシャチホコが載っていました。
ここまででは、最も山間にある、最も静かなお寺でした。
【第9番】 法輪寺(ほうりんじ) 本尊 涅槃釈迦如来
法輪寺の境内は、とてもコンパクトで、車椅子参拝者のために万全の配慮がされていました。
ここの納経所で、車に貼るマグネットの 88 OHENRO ステッカーを千円で買いました。
これは、全部で16色あるようですが、限られた16カ所のお寺でしか販売されていないそうです。ここで販売していたのは緑色のみでした。
【第10番】 切幡寺(きりはたじ) 本尊 千手観世音菩薩
急傾斜の狭い道を車で登って行った先にあるお寺です。
徒歩のお遍路さんは、このお寺に来るためにウルトラ沢山の階段を昇ってきますが、
車のお遍路さんは、駐車場から境内まで、少しの坂道と少しの階段を昇るだけです。
1番から10番までは、徳島県の吉野川の北側に連続してあるので、この付近までは徒歩のお遍路さんを多く見かけました。
徒歩お遍路さんの6割は、意外にも欧米系の方々でした。
徒歩お遍路さんの日本人は、50歳以上の男性がほとんどで、若者はほんの数人しか見かけませんでした。