エレガントという言葉がピッタリ当てはまる。
凛としたという言葉もしっくり来る。
加藤タキさんは、ステキ過ぎて、ドキドキした。
出会いは、堤江実さんを偲ぶ会。
タキさんは、献杯の発声をされた。
一部のスキもない佇まいに目を奪われた。
お開きのあと、司会席までわざわざ足を運ばれ、「おつかれさまでした」と労ってくださった。胸キュン。
そのあと、Facebookで繋がり、メッセージをいただいた。
「過日は、お疲れさまでした。 まことにイイ会でしたねぇ。
聴いている者をリラックスさせる耳馴染みの良い村上さんの声、キレイな日本語。 村上信夫さん というお名前、どこかで見たことがある? 聞いたことがあるような? と思いましたら、アッ 文化放送で、鎌田實先生と『日曜は がんばらない』の番組をなさっていらっしゃいますよね。 リラックスして聴ける良質な番組です」とお褒め頂いた。
しかも文化放送番組審議会委員を、43年間も務めておられるとのこと。浅からぬご縁を感じ、「日曜はがんばらない」のゲストに来ていただいた。インタビューしながら、終始ドキドキしていた。
簡単にまとめるのが難しいくらいエピソードが豊富な方。
モンキーズの日本初来日から、様々な俳優や音楽家の日本公演に関わるアーティスト・コーディネーターとして活躍してきた。
オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレン、フランク・シナトラ、マレーネ・ディートリッヒ、ライザ・ミネリ、ドナ・サマー、ディオンヌ・ワーウィックにマイケル・ジャクソン…世界のエンターテイナーと渡り合い、日本公演やテレビ出演をコーディネートしてきた。
タキさんの父は、社会運動家として常に一家言持っていた加藤勘十さん。本名の多喜子は、父が名付けた。「一人でも多くの人を喜ばせる」ような人になってほしいという思いが込められている。
タキさんの母は、女性初の国会議員の一人で、社会活動家の加藤シヅエさん。104年の天寿を全うするまで、生涯現役として、社会に提言を続けた明治人の母の精神と言葉を広く語り継ぐことを、使命の一つとしいる。
タキさんは、79歳だが、年齢を言い訳にしない主義。
67歳から、社交ダンスを始め、75歳からシャンソン、カンツォーネを歌い始めた。ステージにも立っている
何歳でも新しい扉は開く。
放送は、6月30日6:20~文化放送で。
たまたまボクの誕生日と告げたら、「まだピヨピヨのひよっこちゃんね」と
微笑みながら言われた。
道標とすべき佳き姉が出来た思いだ。