禅語では、「日日是好日」という。
調子の良くない日を嘆かず、そこから得られることから学ぶ。
どんな日も、自分にとっての大安吉日にしようという言葉。
読書療法を推進している寺田真理子さんは、読書で考え方を変えることが出来た人だ。マイナス思考を「陽転」させ、プラス思考で生きることが出来るようになった。
いまは幸せいっぱい。一日一日を精一杯生きていこうという想いを込めて、彼女は「日日是幸日」とした。
この本には、高望みせずに幸せを実感出来るヒントが20の項目でまとめられている。
寺田さんの人生のテーマの一つが「逆縁福」。禅の高僧、松原泰道さんの造語だそうだ。嫌なことや辛いことは「受取人指定配達」で来るから拒めない。受け取りを拒むために時間をかけるより、それを多くの人への贈り物に変えられるか考えたらいい。悪い縁を逆手に取り、良い縁に変えてしまえばいいのだ。
世の中、腹の立つことばかりだ。そんなとき、怒りは「第二感情」だと思えばいい。期待という「第一感情」があるから、怒りという感情が生まれる。人にはそれぞれ都合や事情がある。それを想像しているうちに怒りを忘れてしまう。「何か事情があったんでしょうね」と想像してみる。
「寝て、起きて、ただ生きる」それだけで充分ではないか。
かつて寺田さん自身、自分に求めるものが多すぎて行き詰っていた時期があった。何をする気もおきず、「出来ない自分」を責める空回りが続いていた。少しでもいいから達成したことを喜ぶようにしていくことで変われた。「生きてさえいればいい」と自分に甘く出来たことで、呼吸がしやすくなれた。
寺田さんは、自分に5つのクレド(信条)を課している。
①喜ばれる存在になる、②自分がよりよく生きることで人に力を与える、③誠実な態度で信頼出来る人たち同士の出逢いを演出する、④憧れを持たせる。⑤今日出逢う人を幸せにする。
寺田さん!もう十分に達成出来ていると思うから、大丈夫!
「達成しなければならない」なんて思わず、ゆるーく考えてくださいね。ご自分でも「一見だらだらしている時間が実は大切」と言っているように。
寺田真理子さん








