村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

長福寺本堂での「嬉しいことばの種まき」。

週末の土曜日、イベントや稲刈りで多用な中、30人あまりの方が集まってくださった。

NHK時代、長岡の公開放送に来てくださった方や、『日曜はがんばらない』を聴いてくださっている方、一昨年の軽井沢での講演会を聴いた方、笹屋伊織の女将から連絡をもらって駆け付けた方など、有難いご縁に囲まれて話をした。

上田市は、戦後まもなく父が仕事で住んでいたところ。父が上田から母に宛てて出した恋文の話から始めた。

 

みなさんからの感想。

●「毎日頑張っているあなた、日曜くらいは頑張るのをやめてみませんか」という言葉に救われた。

おかげで今も頑張っていられる。

●NHKラジオの村上さんの番組を長く聴いていた。終わったときは本当にさみしかった。こうして再会出来て嬉しい。

今までと変わらずソフトな語り口で引き込まれる内容だった。

●NHK時代、声や「心のふくらみ」が他のアナウンサーにないもので、声が聞こえてくるとラジオの傍に寄った。

長い時が流れて長福寺のおかげで、このような場に巡り合え、人生はいいなと思えた。

●ご縁をいただいた今日という日を大切にする。

●人生の主人公は自分と思うようにする。

●ポジティブな言葉を意識的に使うことが未来に繋がる。

●耳が聴こえずらいので心配したが、話す速さもちょうど良く、

聴き取りやすかった。

●うつ病になり10年苦しんできたが、小林正観さんの本に出会う、毎日3000回有難うを言っていたが、最近少なくなって

いることに気づかされた。

●この年まで生かしてくれた身体に有難うを言うようにする。

●有難うを言い続けたい。

●有難うをどんどん使う。特に自分に対して。

●有難うとは自分の未来を定めることだ(80代)

 

村越ファミリーと

村越住職 息子の寛毅さん 妻の仁美さん

長野県上田市にある真言宗長福寺にご縁が出来た。

開基は、康保2年(西暦965年)という古刹だ。

「虚往実帰(きょおうじっき)」とは、真言宗の開祖弘法大師の言葉。「何もなく来ても充ちて帰る」との意味だ。

長福寺も何気なく参拝しても、参拝してよかったと思えるようにしたいと、現在の三十七世住職の村越深典さんは言う。

 

本堂の立派な天蓋

現住職 村越深典さん

 

3000坪の広大な敷地に「夢殿」がある。

昭和17年に篤い観音信者である大塚稔氏(大塚工芸社創立者)が観音像と八角のお堂を寄進した。
八角のお堂は「信州夢殿」と称され、全て奈良法隆寺の夢殿完全二分の一に写し、瓦までもが奈良の物を使用するなど当時の匠の技が結集された昭和を代表する建築だ。
夢殿に祀られている観音さまは、長野県小布施町の民家の土の中から掘り起こされたものと言われる。高さ40センチの「銅造菩薩立像」。天平(奈良時代中期)の作と推定される。

観音さまが寄進された年は、戦中真っ只中であり、今日とも明日とも知ることのできない生活の中、みんなが笑顔で暮らせるよう「救世観音」として親しまれてきた。この観音さまは古仏特有の微笑み「アルカイックスマイル」だ。

この観音さまは、分かっているだけで「3回」盗まれていて、最近では平成18年に戻られた大変不思議な観音さま。そのため「お戻り観音」ともいわれ、旅行安全祈願に信仰を集める。

 

夢殿に安置される救世観音

 

長福寺に隣接している生島足島神社。

生きとし生けるもの万物に生命力を与える「生島大神」と、生きとし生けるもの万物に満足を与える「足島大神」の二神が祀られる信濃屈指の古社だ。

創建は、神代の昔、建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)が諏訪の地に下降する途すがら、この地にお留まりになり、二柱の大神に奉仕し米粥を煮て献ぜられてたと伝えられ、その故事は今も御籠祭という神事として伝えられている。

生島神は生国魂大神、足島神は足国魂大神とも称され、共に日本全体の国の御霊として奉祀され、太古より国土の守り神と仰がれる極めて古い由緒を持つ。

 

 

そして何より驚くご縁。

先日お世話になった笹屋伊織の女将、田丸みゆきさんが

上田市の出身というではないか。

笹屋伊織の代表的銘菓に「長福寺餅」がある。

長らく製造を中止していたが、 ご贔屓の待ち望む声に応え、50年ぶりに販売開始した。
菓銘は「長履景福(ながくけいふくをふむ)」という言葉に由来し、 食べる人、贈る人のこの先の末長い幸福を願う和菓子だ。

大納言小豆でつくった粒あんが、もっちりと柔らかい餅で包まれていて、老舗和菓子屋の職人の手によってひとつひとつ作られている。

 

そんなご縁に結ばれて長福寺で「嬉しいことばの種まき」をしてきた。その様子は次回。

 

NHKを辞めてからの依頼事の返事は、原則「はい」か「イエス」か「喜んで」。このたびも、その意気込みでOKした。

FM805たんばのパーソナリティをしている「みっちゃき」さんが担当している『モーニングコールたんば』に出演してきた。

(9月28日)

この番組は、朝の帯番組で朝7時30分から9時までの生放送。

生放送大好物のボクは、早朝からスタジオに馳せ参じた。

みっちゃきさん自身、今年春から始めたばかりだが、度胸満点。

台本もない90分間の生放送を楽しんでいる様子。

 

詳しい内容も聞いていなかったのだが、番組内で神戸新聞ヘッドラインニュースを読む時間があるのだ。

十分な下読みもなく、その日の主なニュースを読んだ。NHK辞めて以来だから、15年ぶりくらい。我ながらメッキは剥がれていなかった。

そのほかにも、丹波新聞の紙面を広げながら気になった記事を紹介したり、丹波市役所のお堅い行政広報の文章を読んだり、ムラカミの稼働率は高かったのだ。

番組内で音楽をかけないので、「つなぎ」はアドリブトーク。

朝から、いっぱい声を出してきた。

おまけにこの日は、午前11時半からの生放送『丹波路快速』(みっちゃきさんのインタビュー番組)にもゲスト出演してきた。

 

消しゴムが効かない生放送の醍醐味を久しぶりに味わった。

「来月もお待ちしてまーす」というみっちゃきさんの甘い誘いに乗りそうだ。