村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

昔は、3分間スピーチなどと言ったが、いまは3分だと長く感じる。

簡潔に1分で伝わるように話すことが求められる。

その手引書ともいえる『1分で話せ』は57万部のベストセラーだ。

 

人の話の80%は聞かれていない。

聞いてもらうには、「伝えたいこと」を1分でまとめる習慣をつけたらいい。ごく簡潔にいうと「結論+根拠+例えば」で右脳と左脳を動かすのだ。左脳が理解するロジックに加え、右脳を刺激して感情に訴えないと伝わらない。

●根拠は3つ示すと理解されやすい。我々は3次元に生きているから「タテヨコ高さ」などの3軸はイメージしやすい。

●プレゼンとは、自分だけが伝える行為ではなく、「相手の頭の中に、自分の伝えたい骨組みや中身を移植していくこと」だ。「想像してみてください」というような表現も有効。

●覚えやすいキーワードを考えておくのもいい。それを著者は「超一言」と呼ぶ。

●ことば選び、話し方だけではない。姿勢、立ち居振る舞い、意気込み、顔つき、目つき、声の出し方、間の取り方…すべてフル動員して、聞き手を動かす。

●話している自分と相手を俯瞰で見る。相手から自分がどう映り、どんな話をしてほしいと思っているのか感じる。客観的な自分が自分を見ながら言うべきことを決めていく。(これ、世阿弥の言う『離見の見』と同じ考え方)(いまどきの言葉では『メタ認知』かな)

●「想い」のない言葉は伝わらない。心の底から強く想うことを、情熱を持って自分の存在をかけて語る。想いを込めないと、言葉が単なる記号の羅列になってしまう。

●いちばん遠い人に「声」というボールを届ける意識で話す。声が相手に吸い込まれるように。

●いろんな「みなさん!」「こんにちは!」があるはず。状況をよく考えると、声のトーンも変わってくるはず。何気ない一言にも全力を注ぐ。

●「話し手」と「聴き手」という関係を「私たち」にする。

 

先日、大人の寺小屋にゲストで来ていただいた榎木孝明さん。

その新刊『エターナル・トラベラーを読んだ。

 

主人公は、時をこえて永遠を旅する謎の男と幼い少女アンジュ。

彼らが絡む9つの人生絵巻。その挿話が実に示唆に富んでいる。

その話の中から、死や輪廻転生などのテーマを榎木さんが紐解く。

地球の未来と調和への真摯な祈りを込めて、

意識の可能性や本当の幸せとは何かに迫っていく。
画家としても活躍する榎木さんの口絵や挿画もステキ。

コロナ禍や戦争、自殺の増加など、心に立ち込める不安や暗闇に、

そっと希望の光を灯し、かけがえのない人生に気づかせてくれる。

 

コロナ禍にウクライナの戦禍…。世界情勢は混とんとしている。

それが人類が選択した結果だとしたら、それを変えるのも意識。

意識改革のための気づきを、エターナル・トラベラーが与えてくれる。

本来は、肉体と精神のバランスが取れてこその人間であるはずが、肉体の比重だけが肥大化してきたのが現状だ。本来単純だった真理を、

文明の発展とともに、人類が複雑にしてしまった。

特に日本人の精神性が西洋思想や生活の利便性と引き換えに失われてきたことを、榎木さんは憂える。

だが、逆に考えれば、いまは千載一遇の機会なのかもしれない。

分断された意識を改め、地球人意識に目覚める機会なのだ。

情緒、優しさ、寛容、自然を愛する心、慈悲…それらを取り戻そう。

 

日本の精神文化が世界を変え世界を救う。

歴史は、一人一人の想念、意識から始まる。

意識変化の先には地球平和が待っている。

激変の時代は、人類の次なる進化のための過渡期なのだ。

 

瀧加奈子さんは、 山南町坂尻の出身。

1977年7月27日生まれ。なんとなんと同じ日収録の辻布美子さんと、生年月日が同じ。2人とも単なる偶然でないと、驚いていた。

 

幼ない時は、外でずっと遊んでいた。

子供たちだけで遊びを考えて、川で遊んだり、山に登ったりしていた。

小学校中学校とバレーボールをしていて、豊岡の高校にスポーツ推薦で入学した。

高校卒業後は英語の専門学校に通い、イギリスに半年語学留学した。その後、大阪の放送局MBSの受付で5年働いた。フードコーディネーターのアシスタントもしたことがある。

 

大阪で結婚し幸せに暮らしていたが、8年前、夫が急死し、人生が一変。33歳で未亡人になった。当時2歳の息子と、山南町の実家に帰った。

帰郷後、子育てをする中、県民局のビジョン委員になり、

子育てママたちで森を整備し里山づくりを始めた。

3年間、森の音楽会を開催し、地域コミュニティーの大切さの知った。

 いまは、中小企業のSNS運用代行などをフリーランスで行いながら、山南町薬草組合で薬草のトウキのPR活動もしている。

 

夫の忘れ形見とともに、生まれ故郷で、自分の居場所をみつけ、地域のために貢献することが、瀧さんの生き甲斐になっている。

 

瀧加奈子さん出演の「たんば女性STORY」は

8月9日、16日20:00~、

その週の土日10:00~、FM805で放送予定。

サイマルラジオなら、日本中で聴ける。

鎌倉FMでも毎週木曜13:30~放送。

少年野球に夢中の小4のムスコくんも同行。