声楽家の北野里沙さんは、自らを「歌う架け橋」と呼ぶ。
クラシックからポップスまで、ジャンルにこだわらずに歌いこなす。
シンガーソングライターでもある。
災害を風化させない、全国の被災地に歌を届ける《あの日、活動》を展開している。CDの売上を子ども福祉事業に寄付活動を行っている。2022年ミスジャパンTOP3ならびにミス東京グランプリを受賞した。
東京音楽大学大学院修了後、イタリアに留学。
路上で日本の唱歌を歌っていたら、言葉が通じなくても共感が得られた。日本の歌をもっと極めたいと思った。
彼女の歌には、筋が通っているような気がする。
母親へのままならない想いが、もどかしい想いが、歌に深みを増しているような気がする。
世間に迎合しない毅然とした生き方も、ストンと腑に落ちる歌い方に現れる。
そんな北野さんが、5月25日(土)に、鎌倉 百年の蔵~カフェ&ギャラリー tsuuで〜日本語の歌で味わうマインドフルネス〜と題したイベントを開く。
マインドフルな状態を高める呼吸法と、言霊である日本語の発声を通して、心身が整えられていく感覚を体感してもらうワークショップ形式。
鎌倉にある100年の蔵を改装したTsuuで、蔵の歴史を味わいつつ、声の響き合いと日本語の歌の世界から広がる気づきがあるはずだ。
浄智寺住職、鎌倉FM社長の朝比奈恵温さんと
北野里沙さんへのインタビューは、
22日(水)13:30~、21:00~
鎌倉FM「ナミの鎌倉ナビ」で放送予定。