幸せのことば探しⅢ | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

すまうら文庫での「幸せのことば探し」3回目。

リピート山中さんとは、行き当たりバッチリでいける間柄。

打ち合わせをしなくても阿吽の呼吸。

 

すまうら文庫は、1978年創設、ことしで46周年。

主宰の林眞紀さんが、ずっと切り盛りしてきた。

95年の阪神淡路大震災で店が倒壊し、2008年、船をモチーフにした現在の建物に移った。

7000冊以上の絵本、児童書が揃う。

親子3世代で通う家族もいる。

本のある空間での朗読は、心地よい。

 

オープニングは「しあわせ運べるように」。

阪神淡路大震災直後に生まれたこの曲は、何度聞いても泣きそうになる。一部歌詞を「能登半島」に変えて、思いを馳せた。

ラジオに話が及ぶと、ラジオの魅力をテーマにした「みんなの味方」を歌ってくれた。

谷川俊太郎さんのエッセイから「しあわせについて」を読みながら、「幸せ」を考える。

 ペット愛を歌った 「ワンダフルパートナー」のあとは、猫と飼い主の愛情をユーモアとペーソスで描いた「わたしのげぼく」を朗読。会場からすすり泣きが聞こえた。

 村上信夫作詞の  「ざんねんなことばたち」と、リピートさんの十八番の一つ 「ありがとうの歌」。」

 おおなり由子さんの「幸福な質問」でほんわか。

「我が家のハルウララ」でほんわか。

 認知症になった妻に向き合う夫のほほえましい実話「おとうさんは103さい」を朗読。そのあとの歌は「よろこびのうた」。

 久しぶりに「二番目の悪者」を読んだ。今の世の中、二番目の悪者にならないよう、耳目をそばだてなければならない。

締めは、小田和正さんの「言葉に出来ない」。リピートさんが、

 精一杯の「高音」で歌った。

アンコールは、もちろん「ヨーデル食べ放題」。

 

去年も書いたが、出前企画にしたい。

こういう時代だからこそ、互いに「幸せのことば」探しが必要だと思う。

お腹の膨らんだオッサンの「ハラハラコンビ」だが、童心はたっぷりある。いつでもどこでも、歌と朗読で「幸せになれることば」の宅配に参ります!