自己紹介がうまくなる | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

自己紹介が苦手という人が多い。

何を隠そう、かくいうボクもその一人だ。

自分のことを、ああだこうだと披瀝することにためらいと恥ずかしさがある。まだ他己紹介の方がやりやすい。

 

ことば磨き塾で、これまで自己紹介をしてこなかった。

だが、ひきたよしあきさんの本を読んでいて、ヒントをつかんだので、NHk京都文化センターの「ことば磨き塾」の講座に取り入れることにした。

それは「〇〇しばりの自己紹介」。テーマを限定し、一点主義で自己紹介をするのだ。

しばりを設けた方が、かえって広がりもでる。

たとえば「数字しばり」。

●1970年万博の年生まれの54歳。2000年に生まれた子が24歳。会社に入って30年。そして2025年、また万博が開催される。

●三千代という名前に「三」「千」が入っている。8月18日生まれ、横向けにしたら無限大が2つ。

●66歳。22歳で大学卒業。44年ぶりの同窓会。参加出来なかった11人でまた同窓会。ゾロ目ばかりが並んだ。

●37歳にして引っ越し8回。いろんな仕事を経て、いま訪問介護職。いままでの経験が役立つ。

たとえば「色しばり」

●白で悩んでいる。真っ黒だった髪がみるみる白くなり染めるか悩んでいる。吉川晃司のような銀髪もいいな。

●油絵をやっていた。空の青も水面に映る青も好き。

たとえば「食べ物しばり」

●山椒の佃煮は母の忘れられない真似出来ない味。

●おむすび作って持参していたが、炭水化物取りすぎと言われ、いまはキャベツ千切りにしている。