妬みとはどんな感情なのか。
その理由と原因を紐解くのが「明るい妬み研究所」。
妬みは重く暗く考えがちだが、考え方しだいで、自分の人生の起爆剤にも使える。ゆえに明るく妬みを研究するのだ。
そんな妬みのあれこれを、いつもはクラブハウスの「明るい妬み研究所」で対談しているが、今回、初めてのリアル開催となった。
所長の清川永里子さんは、声楽家でボイストレーナー。
一声聞けば、その人の人格がわかってしまう。
嫉妬の感情も声に現れるという。
ムラカミは副所長としてアシストしている。
2人の共通項は、妬まれることはあっても妬んだことはないことだ。
清川さんは、17年前、医師と結婚した。
その時、長年の友人から「祝福出来ないから結婚式に出ない」と
言われた。
医師と声楽家。申し分ないカップルの誕生を素直に喜べない「妬み」だった。その友人とは和解出来たが、以来「妬み」という感情が、
どのように湧き上がるのか関心を抱き続けた。
彼女曰く、ジェラスマネイジメントをしている。
参加した方々に「どんなことで妬まれたか」聞いてみた。
●妬まれたことに気づいていない。
●仕事で成果を出したとき。
●学生時代の部活のレギュラー争いで。
●人脈の豊かさ。
●昇進したとき。
●楽しいこと見つけが得意だと…。
●毎年、海外旅行に行く。
●ある程度、勉強で点数が取れた。
「どんなことで妬んだか」も聞いてみた。
●お金(3人)
●容姿(2人)
●出自、学歴、収入
●自分がやりたい仕事をうまくこなしている人。
●発注先の理不尽さ
●やりたいことをさせてくれない親
●自分のことで精一杯なので妬む暇がない。
●うらやましいで止まっていて、妬んではいない。
イベント終了後、みなさんの感想から 印象に残ったこと
●「暇だから妬む」に同感
●好きと甘えがあるから妬む。
●自分の努力やもがきを見せないと妬まれやすい。
●金銭感覚は妬みにつながりやすい。
●妬まれたら、より一層の努力をする。
●妬む人と同じ土俵に立たない。
●参加者同士と共有出来てよかった。
●妬みの感情を多面的に捉えることが出来た。
●相手が気になる「地雷」を踏まないように気をつけたい。
●もっと感性的な話かと思っていたが、とことん深く考察して、対処法までしっかり語っていただき、勉強になった。