NHK京都文化センターに大川和彦さんが来てくれた。
全盲をもろともせず、あちこちに学びに出かける大川さん。
東京からはるばる参加してくれたのだ。
ありがとーくから。
●6:30に品川から新幹線に乗車した。ここに来るまで、何人もの人がサポートしてくれた。みんなあたりまえのように迎えてくれるのでドキドキすることもなかった。有難い限りと大川さん。
●尿管結石になり、超音波で叩いてもらい激痛が収まったとき、心底から有難うと言えた。
●高速道路の料金所で、外食レストランのレジで、有難うを意識的に言ってきたが、無人化が進み有難うのチャンスが減ってきた。だが、ETCゲート、自動レジ、QRコードにも有難う。
●今朝、涼しくて、思わず有難う。
●最近、忘れ物が多い。日傘を忘れたら、戻ってきた。有難う。
「ひま」と「たいくつ」についても考えてみた。
「ひま」
●ワクワク感がある
●刺激的
●スキマ
●暇もまたよし
●空白。ゆとり。余裕。
●意識的に作り、有効に使う。
●暇は見つけるもの。
「たいくつ」
●退屈もまたよし。
●暇があると退屈しない。
●心の持ち方が決めている。
●退屈に思わない方法もあるはず。
●暇だとも退屈とも思ったことはない(82歳)
●暇は作らないようにする。
●時間の無駄。
●拘束されている時間の中で感じる。
●やりたいことが出来ない時間。
ネガポジ辞典。
大川さんネガポジ能力抜群。次々言い換えてくれる。
●道が混んでいる→景色がゆっくり見られる
●締め切りが近い→エンジンがかかる。さあーこれからだ!
●存在感がない→空気に馴染んでいる。
●作り笑い→いつも笑顔。顔の筋トレ。
●荷物が重い→筋トレが出来る
●寝相が悪い→夜も筋トレ。寝てても自由。人間ローラーだから布団の皺が取れる。
●敗北→いつか勝てる。ここから始まる。
●被害妄想→想像力豊か。自分を守っている。
大川さん、
「楽しく、言葉の引き出しが増やせた」と喜んでくれた。
(大川和彦さん)
帰途、烏丸駅で。どこへもスイスイ大川さん。