NHK京都文化センターの「ことば磨き塾」。
自分の話したことが相手に伝わる確率は何パーセントくらいか聞いてみたところ、全員が30%と答えた。
どういうとき、伝わったと実感するか重ねて聞いてみたら、「相手の相づちが手掛かり」「相手のにこやかな表情」「また会いたいと思い合えたとき」という答えが出た一方で「伝わっているかどうか本当のところはわからない」と答えた人もいた。
ぼくの考える確率は1%とかなり低い。
考え方、感じ方が違う中で、自分の伝えたいことを相手に額面通り受け止めてもらえるのは至難の技だと思う。だが、それで白旗を掲げるのではなく、最大限出来得る限りの努力が必要だ。
伝わるように伝えるにはどうしたらいいか考えてみた。
●ことばを選ぶ。難しいことをわかりやすく。専門用語使わない。
●自信を持つ。
●相手の目を見て話す。
●相手を知るための雑談。
●熱意のベクトル合わせ。
●ハッキリ、シッカリ、クッキリ。
●自分を出し過ぎない。
●呼吸を図る。
「好きなこと」をテーマに1分、30秒プレゼンをしてもらった。
30秒になると、余分なことがそぎ落とされ、わかりやすくなる。