フットケアをしてもらいインソールを作りに西葛西に行ってきた。
アテンドは、ウォーキングエクササイズの小野寺麻理子さん。
紹介されたのは、足のバランスアドバイザー、インソール技師の
石伊正浩さん。文化放送『日曜はがんばらない』をいつも聴いてくれているらしい。
フィンランドで足病学の教育を受け、インソール作製の技術を確立した。2008年「アスケル東京」を立ち上げ、個々に合わせた足や体のトラブルを解消するスペシャルなインソールを提供。下肢にかかわる全般的な施術も行っている。
アスケル東京には、毎日、足や腰の不調を抱えた人がやってくる。
足首が痛い人、膝痛、腰痛など、その症状はさまざま。
本来、体をバランスよく支えるためには、かかと、親指の付け根、小指の付け根の3点に、それぞれ50%、35%、15%の割合で分散されているのが理想だという。ところが最近は親指を使っていない人が多く、その不安定さを他の部位でバランスをとるため、体が歪んでいる人がとても多い。
まずは足や体の調整をして、正しく立てる体にして、そのうえで、そのいい状態の足型を元にインソールを作製してくれる。
足がいい状態にサポートされることで、筋肉が正しく使われるようになる。体を歪ませていた偏った筋肉が緩み、正しい筋肉がつくことでバランスのいい体を取り戻し、結果、痛みが改善する。
立った姿勢での全体のバランスをチェックする。
横から見た立ち姿勢、両肩の高さや骨盤の高さのバランス、足に体重が掛かった状態での下肢のバランスをチェックし、足の微妙な動きを確認する。
足のスムーズな動きを阻害している硬直している筋肉、足関節の動きをスムーズにする関節周りの筋肉をほぐしてもらうのだが、これが、なかなかの痛さ。悲鳴をあげそうになる。
フットセラピーによって改善され、その時点で最も形の整った足の型を瞬時にコピーしてインソールの足形を作る。
そのようにして作ったインソールに足のバランスの改善に必要な、サポートパッドを取り付けて仕上げる。
このインソールを入れて歩くだけで、正しい筋肉がつくことで、骨格が正しい位置に整うらしい。
なんだか「歩く」ということを、これまで以上に意識するようになった。
姿勢も歩き方もよくなったような気がする。
(石伊正浩さんと)
鏡の前で骨盤の歪み、肩のズレなどを確認。片脚立ちで膝を曲げてみるなどで、体の問題点をチェック。