丹波ことば磨き塾。
久しぶりに来てくれた足立勇気くんが、ためになることを教えてくれた。
「生」という文字には、160種類もの読み方があるという。
例えば…
生け花を生き甲斐のした生え抜きの生娘。
生絹(すずし)を生業に生計をたてた。
生い立ちは生半可ではなかった。
生憎生前は生まれてこの方、生涯通して生粋の生(うぶ)だった。
ボクが読めなかった漢字だけルビをつけた。
「生」がこれだけたくさんの読み方があるのに、「死」は「し」としか読めない。つまり、死ぬことは絶対だが、生は相対。いろんな生き方があっていいし、いろんな生き方が可能だということだろうか。
最近「ちむどんどん」したことを話してもらった。
●バイクでツーリング。風になれた。
●40年ぶりに自転車に乗り、心の中に風が入ってきた。
風が余分なものを取り払ってくれた。
●沖縄の海の色を見たら、心が澄み切った。
●競馬場。走る前のワクワク感。ゴール駆け抜けたあとの余韻。
●菩提樹の香り。
〇不思議な問答。
「旅で見つけたものは?」
●答えは自分の中にあるということ。
●確定したはかなさ。
●他生の縁。
●自分の成長。
●期待と不安を翼に乗せて人生初の一人旅。
行く先々での出会い。
◎ボクはボクのままでいいってこと。自分の価値は自分で決める。
(模範解答)
「なぜ、ここにいるの?」
●私がいたいから。
●すべての人に喜んでもらいたいから。
●生かされていることが有難いから。
●縁を運んでもらっているから。
●決めていたから。決められていたから。
●運命の導くまま。
◎愛するため。愛されるため(模範解答)