沈黙と間について考える | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

このところ、NHK京都文化センターの講座『ことばの取扱い説明書』では、「聴くこと」に特化して考えている。

 

心の扉の開け方について。

●相手の話したいことを聴く。

 「最近、どんなことがあったの?」

 「私に話していいことがあったら教えて?」

●知り合いでも、人が変化するもの。いつも初対面のつもりで聴く。

●土足で上がらず、靴脱いでスリッパ履いて。

●無理して、こちらを向かすようなことはしない。

●無邪気に聴く。

 

「間」と「沈黙」の違いについて

●間には「善」」があるように思うが、沈黙にはない。

  沈黙があると、無視された感がある。

●間は、反すうしながら、ことば選びをしていつ時間

●沈黙は、相手の内観の時間。可能な限り、邪魔をしない。

●間は句点、沈黙は読点。適宜、長さは変わる。