語りの芸人、山田雅人さんを迎えてのトークライブ。
山田さんは、謙虚、誠実、実直を絵に描いたような人だが、
マイクを持つと、別のスイッチが入る。
人を笑わせる術を心得ている。
だって、2時間笑いぱなっしだったんだから。
しかも、会場の全員が声を揃えて、笑いの波を起こしていた。
大爆笑の渦に身を置き続けるくなんて、そうそうないことだ。
山田さんの話は、すべて自分の目で見たこと、聞いたこと。
それを「話芸」にしてしまう。
笑いを取るというより、一緒にその場に居合わせたような気にさせてもらい、その時の山田さんの気持ちになって笑えるのだ。
以前に聞いた話でも、新鮮な気持ちで笑える。
人に対する愛があるからだろう。愛を持って、その人を語ろうとするからだろう。
ラジオ職人の永六輔さんは、ボクたち2人ともが敬愛する師匠だ。
永さんは、山田さんを見い出し、ラジオ番組やトークライブに呼び、その話芸を紹介した。
ボクも、四面楚歌状態のとき、永さんに助けてもらった。「出るのはTBS、聴くのはNHK」と、ボクの番組を聴いてくれていた。
2人で「永六輔物語」。永さんの席も用意して、永さんの回顧談を聴いてもらった。山田さんは、本邦初公開の「上を向いて歩こう」も歌ってくれた。
皆さんからも、大爆笑効果の感想が続々…。
●笑い声は、人を幸せにして、場を一つにすると感じました。
●久しぶりに大笑いして、心も身体もポカポカです。
●声を出して笑えたことは、久しぶりです。
●コロナ禍になって、こういう場にいなかったことに気づきました。
●いっぱい笑って、歌でホロッとして、素適な時間でした。
●笑って笑って、泣いて、また笑って、最高でした。
●過去の出来事も笑い飛ばして生きていきたいです。
さて、トークライブは、次で100回目。
ファイナルのゲストは、かつての盟友、有働由美子さん。
2月6日(日)13:30スタート。
(永さんとスリーショット)