文化放送『日曜はがんばらない』の収録。
久しぶりのリアルゲストに歌手の神野美伽さんをお迎えした。
いつもはオンライン出演の鎌田先生もスタジオへ。
「やっぱりリアルはいいですねー」神野さんしみじみ。
神野美伽さんの本名は「信野美佳」。
字画を整えた姓名判断によって、「シンノミカ」と音はそのまま残し、
漢字をそっくり変えた。
「神様の美い(よい)伽(はなし)を伝える人」という意味が込められている。1984年のデビュー以来、抜群の歌唱力を活かし、演歌というジャンルだけにとらわれない活動をしてきた。Tシャツ・ジーパンでジャズを歌う姿もカッコイイ。
順風満帆だった神野さんにアクシデントが襲ったのは3年前。
リスフラン関節症と診断され、空洞化した足の甲に自らの骨を埋め込む両足の手術を受けた。
そして去年、「頸椎化膿性脊椎炎」で、今度は首にメスを入れる大手術をした。強い精神力で乗り越え、退院してきたら、コロナ禍で、真っ黒に埋まっていたスケジュールは真っ白に。さすがの神野さんも心が折れそうになった。
そんなとき、韓国で大ヒットした「満開」の日本語訳を引き受けることになった。「咲くために生まれて…後悔はない」と歌詞を書きながら、自分の思いも定まった。後悔なく歌うことが自分の使命。歌で人を元気づけてきたが、今度は、自分が自分の歌で勇気づけられた。
9月22日に、64枚目のシングルが発売になる。
『浪花恋おんな』。神野さんが歌うことを前提とした公募作品だ。
神野さんは、コロナ禍以降、「声」は「魂の音」を出すところと再認識したという。新曲からは、神野さんの初心に帰る思いと後悔なく歌う覚悟が感じられる。
神野美伽さん出演の『日曜はがんばらない』は、
文化放送で9月26日午前6時20分から。
(撮影時のみ、一瞬マスク外して)