論語知らずの論語塾68~仁とは愛 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

論語知らずの論語塾。

新しいメンバーが2人。来たくて来たくてウズウズしていたそうだ。

ようやくスケジュール調整が出来て参加が叶った。

2人のfacebookに、その喜びが綴られている。

 

まず、藤本エリさん。 

長男が3歳くらいの、

訳もわからぬ頃から読んで聞かせていた愛読書「こども論語塾」。

そのご著者の安岡定子先生が塾長として、

直々に論語を教えてくださる論語塾です。

もう、なんたる感激!

前のめり気味で、会場に向かいました♪

私のことばの師匠、村上 信夫塾頭との掛け合いも、

息がぴったり。

人としての本質を学べる贅沢な学びの時間でした。

論語の教えには、清らかさを感じます。

「かくありたい」と思える孔子の教えに、背筋が伸びます。

論語を学ぶことにより、さらに言葉への興味関心を深めて、

人に元気や笑顔を与え、良い影響を及ぼす存在になりたいと

改めて、思いました。

 

続いて、富田尚子さん。

【そこに仁はあるの?】

わたしも問いながら生きていきたい。

 

安岡さんと村上さんの

まるで仲良し夫婦のような掛け合いも

臨場感があって面白くて心地よかったです。

孔子の教えから人の本質を学ぶ

とてもとても贅沢な時間でした。

いま闘病する叔父も、それは長らく論語に親しみ

娘にも音入れと称して0歳の頃から聞かせていました。

ようやくようやく、わたしのタイミングで出会えました。

 

渋沢栄一氏の著書「論語と算盤」からは

「この熱誠を要す」ということを教わりました。

\熱誠を持たないものは、ただの肉塊だ/

熱誠とは、「熱のこもった誠意、まごころのこと」

渋沢さんは、人の能力の高さよりも熱情があるかどうかが

人の判断基準であったそうです。

 

新入塾の2人に、論語のキモである「仁」について、

わかりやすく説明してもらおうと、塾長に「仁とはなんぞや」と問うた。

塾長曰く「人を愛すること」。

「愛と無邪気と感謝」が大事と、昨日のクラブハウスでの余韻にひたっていたボクが、そのことを言うと、「孔子も『思い邪なし』と言ってます」と塾長。

邪な心を払い、感謝の心で生きることが愛に通じると、改めて教えられた。

 

 

(藤本エリさんと)

(富田尚子さんと)