クラブハウス「ことば湯 男湯」に
旧知の書道家・武田双雲さんに入浴してもらった。
400人を超える入湯者でごった返した。
想像通りの熱湯となったが、湯あたりすることもなく、
いい湯加減となった。
スピーカールームには、双雲さん含めて男6人。
愛と感謝と無邪気が大事と熱弁を奮い合った。
男湯の面々は道を極めた「極道」だと紹介したら、
双雲さんが、「極楽道の方がいい」と言ってくれた。
確かに道は楽しみながら極めた方がいい。
「極道」改メ「極楽道」。
双雲さんのクラブハウス滞在時間は長い。
2月のスタート以来、彼のアイコンを見かけない日はない。
クラブハウスの魅力について聞いてみた。
「あらゆるジャンルの、あらゆる人の、あらゆる意見が交わせる場であること。さらに台本がないこと、ナマであること。さらにさらに、スポンサーや時間も気にしないでいい」がナンデナンデマンの双雲さんにはピッタリシックリきたのだろう。
ボクが「極上の暇つぶし」だと思うと言うと、
双雲さんも賛意を示してくれた。
コロナ禍の時代は、世をあげてにネガティブ時代だ。
情報量が増え、脳はリラックスするゆとりがない。
安心安全情報より、リスク情報が耳に残る。
ネガティブ洪水に流されないためには「ご機嫌な状態」を意識して保つしかない。「ご機嫌な状態」を作るには、「感謝メガネ」をかけて、感謝すること、有難いこと、よかった探しがいちばん効果的だ。
感動体質の双雲さんは、風が頬を撫でただけで感動する。そして感謝する。「有難う」の種はいくらでもある。有難うをいう事態が起きていなくても、先に有難うを言っておくと、もっと有難うを言いたくなるようなことが起きる。そうすれば感謝神経が磨かれる。
大きな仕事をしてきた人に共通項があるという。
それは「無邪気」。邪気がないから自ずと感謝出来る。愛がある。
そういう経営者の一人、千本倖生(せんもと さちお)さんが、ルームに入ってきてくれた。イーアクセス、イーモバイルを創業した人。
日本を代表する再生可能エネルギー会社「レノバ」の会長だ。
会社経営には、「利他の想い」、「社会を前向きに変えたいという想い」、「世の中の役に立ちたいという想い」が必要だと考えている。
謙虚さが運を呼び寄せる。運がいい人の共通項は「たくさんの人にサポートされる人」であること。たくさんの人にサポートされるには、心が綺麗であること、謙虚であること、人の話を傾聴できること。
起業家には、自分のことばかり話して相手の話を聞かない人が多い。自分のことより相手のこと。相手が何を求めているかを相手の立場になって考えられる謙虚な心がある人が、運を呼び寄せることが出来ると千本さんはいう。
そんな千本さんを、双雲さんは敬愛している。
千本さんからも、「初めてお話出来て有難うございました。愛と感謝の言葉で最高の時間でした」と嬉しいメールをいただいた。
(感謝メガネをかけた千本倖生さんのアイコン)